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「きおくのカケラ」分館 銭亀(ギルガメ)用

結局FF14は休止のまま。ヴェーネスに会いたいけど…

2024'11.26.Tue
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2008'04.13.Sun
PCのリカバリに時間をとられすぎて、ヘボ絵すら用意できなかったぞ orz
いつもにも増して乱文&電波ですがご容赦を。

なんと申しますか、伝説のオウガバトルとかFFT、FF12とかを見てると松野氏は一貫して『神に選ばれた英雄の否定』を繰り返してらっしゃるんだなぁ、と。
 『英雄? たかが人間がどうして都合良く英雄や英雄王になれるんだ?』
 『クリスタルは善ではない』
 『主人公たちもまた善ではない』
 『善なるもの、なんてのは存在しない』
ってテーマがあって、FF12も “主人公らしい主人公は居ない” (ヴァンが空気って意味じゃなく、光の勇者的英雄が存在しないって意味) 物語なんじゃないかと。

ゲームとしてはヴァンとアーシェ王女ご一行が主役なんだけど、“神”(オキューリア)が封じ込めた“悪魔”を召喚獣として使役してみたり(FFTだったらルカヴィだよな)、『英雄の剣とクリスタル』を授かっておきながら裏切ってみたりと、冷静に見てみるとかなり悪寄り。

一方のヴェインとシド。
ヴェインは悪の皇帝的立ち回りをしてるんだけど、実のところ特殊能力は全然持ってない普通の人。
人造破魔石を使ったのもラストバトルだけだし……つーか、人間サイズな上に素手で殴ってくるラスボスって初めて見たかも知れない orz
この人、最初から最後まで全然楽しそうじゃないんだよね…。
普通、ラスボスって自分のために行動するし、怒りでも憎しみでもいいから、何か耐え難い衝動に突き動かされていることが多いんだけど、兄上は『義務感』で動いてるっぽい。
「自分のため」って一度も言ってないんじゃないかな? アルケイディアのため、ソリドール家のため、だよねぇ。
この辺りが、分かりやすい物語に慣れてると煮え切らなさを感じちゃったりする。

だから、自分のため(?)と言い切ってるシドが分かりやすくて、バトルでも燃えるんだよね。
シドは「神とかぬかすオキューリアが気に食わん。だから介入に使う魔石を壊してやる」とまぁ、非常に分かりやすい理念で動いてる。
会話もテンション高いし、妙に楽しそう。
出会ったときから、人造破魔石で還暦間近の人間を超えた攻撃をしてくるので、プレイヤー側も「やったろやないか!」って意気揚々と迎え撃てる。
まぁ、自分が気に入らないから~って言ってる裏には、この先の人類(ヒュム)の未来を取り返すって大きな目的があったりするんだけど、そこまで読み取らなくてもゲームとしては成り立ってる。
バルフレアと親子対決&ホロリと泣かせる場面もあって、いたれりつくせり。
ステロタイプのラスボスがシドなんだねぇ。

本当に「よくあるRPGのシナリオ」だったら、ヴェインは利用されてただけで、シドがラスボスだっただろうな~(w
その方が完全に「お話」がまとまるから。
でも、そうなったら松野氏のイヴァリースじゃないワケで。

シドはオキューリアを「“神”を名乗るまがい物」と言い切ってるけど、普通のファンタジー世界だったら、十分オキューリアが“善なる神”だったはず。
人の世が乱れた時に、英雄に剣とクリスタルを託し、行く道を指し示す神。なんだし。
ヴァン、アーシェ、バッシュ、バルフレアで、実はクリスタルの4戦士なんじゃないか…と思ったり。
クリスタルを否定する、クリスタルの4戦士かぁ…なんて感慨深くなってみるよ。
……全部、勝手な想像なんだけどね(w
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2008'04.13.Sun
PCの動作がおかしかったのでリカバリしたら、blogの記事が書けなくなって焦りまくり;
ログインの処理がおかしいみたいで、何度ログインしてもno nameって出てたりしとります。
たぶん、大丈夫だと思うんですが、急に更新が無くなったら「あー、入れなくなってるのか」と思っておいてください。
(その時は、この記事にコメントつけますので)
2008'04.12.Sat
良くわかんないけど、必死に逃げるの図。→
cid_007.jpg多分、日常的にこのパターンになってるんじゃなかろうかと(w

公式サイトの『Movie』にある店頭用PVは、非常に興味深いですね~。
行き詰まりを感じるとチェックするんっすが、未収録シーン満載で想像力が刺激されまくるといいますか(w
シロマの名台詞「あの鐘を壊さなきゃ!」「みんな、忘れないで!」が良いんっすよねぇ~。
 残念ながらゲーム中には…… orz

多分、初期シナリオでは物理的に鐘を壊そうとしてクロマとごちゃごちゃあったんだろうなぁ…。

「シロマ! チョコボ! 鐘に触れるなっ!」
「あ…あなたは! …ああっ、どうして? 大事な事なのに思い出せない」
「そこをどけ! その鐘こそが、ヴィレを守っている。お前たちがやろうとしていることは、この街を、そして世界を滅ぼそうとしているんだ!」
「そんなのおかしいわ。人の記憶を奪うことが、どうして街を守ることになるの?!」
「それは……っつ! ……そうか、私も記憶を……」
「大事なことを忘れてしまって、それが正しいなんて言われても、納得できるわけがないわ!」
「うるさいっ! たとえ記憶を失っても、私の心には重い使命が刻まれている! この鐘を守り、ヴィレにかけられた封印の力を守り抜くことが私の役目なのだ!」

とか

「…シロマ、その赤子を渡してもらおう」
「嫌よ!」
「おかしいとは思わないのか? 空から降ってきた卵から生まれた子供だ。それも、怪しげな預言と共に」
「……そうかも知れない。でも、私はラファエロを信じるわ。ラファエロは私たちの記憶を取り戻してくれる。大事な、大事な私たちの記憶。生きてきた意味を、かけがえのない時を思い出させてくれる。…ねぇ、あなたは悲しくないの? 自分が生きてきた証を失っても平気なの?!」
「…くっ」
「お願い、もうやめて。みんなの記憶を返して」
「……だめだ! ……私の中に残された恐怖の記憶。絶望と悲しみに彩られた記憶。それが私に訴え続けるのだ。思い起こさせるな、よみがえらせるな、二度と繰り返させるなと!」

とかとか、あったんじゃないかなぁ。
チョコボによる記憶ダンジョンパートと、シロマやシドを使った街での情報パートとに分かれていたら良かったんだろうか?
…手間は2倍以上なので、無理だろーなーとは思いますけども、はい。
そういや、このゲームはノベライズ出ないねぇ。一時期とは違って、ゲームのノベライズも減ってるから仕方がないんだろうけど、公式ノベライズがあったら読みたいトコロ。
2008'04.11.Fri


ふふ、オキューリア(おまえら)にはわからんだろうな。
わしは人間(ヒュム)であり、子の親だ。
定命の身であるわしら人間(ヒュム)には、子を愛し、子のためにより良き未来を残したいと願う、抗いがたい業があるのだよ。
子の未来を砕くものがあれば、なんとしてでも取り除いてやりたい、そのために己が身なぞかえりみはせん。
こういうのを親バカと言うのだ。
憶えておくがよいわ。


“神”を名のるオキューリアへ向かって、“親バカ”とは何たるかを語るパパ。
魔審銃を構えてる絵を描きたかったんだけど、ものの見事に挫折しました;

重度の親バカでなかったら、シドはこれほどの犠牲を払ってまで、オキューリアに盾突くことは無かっただろうなぁ、と思うのですよ。
「なーんか気に食わんから、機会があったら邪魔してやろ」ぐらいで済んでいたか、もしヴェーネスと出会って人造破魔石を造り出して、やがては天陽の繭を壊したにしても、もうちょっと頭脳プレイに徹して、時間がかかったり多少失敗したとしても、己が身の安全を優先させたのではなかろうかと。

ヴェインもシドも、なんだか、なりふり構わず突き進んでるのが気になるんすよね~。
シドは還暦近いから、寿命面での切迫感があったのかも知れないけれど、ヴェイン殿のあの焦りはどこから来てるんだろうか?
謎の多いお方だなぁ…兄上は。
2008'04.11.Fri
>>> あの「LOGiN」が、25年の歴史に幕を閉じる。

うはぁ、とうとうこの日がやってきてしまったのか orz
LOGiNと言えば、厚さが2~3センチはある上に、全ページの半分以上がモノクロで文字がビッチリ並んでいたものです。
おまけに、カラーのゲーム紹介記事より、その白黒ページが楽しかったんです。
紙質が良かった×分厚いページ数=重いので、1年分集めたら本棚がゆがむほどでした。
月二回刊行になった号の表紙が「月面にホタテの缶詰を合成」なんつー、ふざけた(誉め)デザインだったのも懐かしい思い出。
私にとって、ガバスは眺めるものでした。
関わった作品を取り上げていただいたこともありました。
ああ…なにもかも懐かしい。(古

今後はネット上でのデジタルマガジンの方向へ進むそうですが、できましたらログインらしさは失わないでいていただきたいかと切に切に。
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