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「きおくのカケラ」分館 銭亀(ギルガメ)用

結局FF14は休止のまま。ヴェーネスに会いたいけど…

2024'11.26.Tue
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2008'04.30.Wed
FF12ネタが続いとりますが、時忘れネタは紙原稿用でいっぱいいっぱいなので、気晴らしなのです。許されよ orz
今回の雑談は、バルフレア批判が入っちゃってますので、気になる方はスルーを推奨。

シドを語る上ではずせないのがバルフレア。つかファムラン。
一般の人からすれば、『主人公』バルフレアを語るついでに、シドにも触れる程度なんだろうけど、ウチじゃ真逆ですよ、はい。
しかし「バルフレア」と発音しようとすると、ついつい「バルフリャァ」と言いたくなるんだよ~。
別にエビフライが好物でも、赤味噌王国の出身でも、住んだことも無いんだけど。

ファムランが帝都を出奔した理由が「親父が妄言を吐くようになった上、望んでもいないジャッジへの道を強制されたから」ってのは、まぁ16歳にとっちゃキツかったろうなぁ、と思うので良しとするんだけど、それから本編スタートまでの間、まったく父親に関わろうとしなかったのか……って部分で、ちょっと不自然な感じがしちゃうんだよね。
なんというか、変になってても普通一般人の範囲で収まってる父親だったら、「完全無視、あんな親知らねー」でOKだったんだけど、義賊を名乗るバルフレアが、戦争の片棒…つか、死の商人状態になってる父親に対して、なんの行動も起こしてなかったのが疑問に。
22歳には難しい…のかな?
松野氏ワールドは14歳やら16歳が世界を救っちゃうワールドじゃないから、現実の22歳で考えたら難しいかもなぁ……。
でもなぁ、FFTのラムザ君なんて主役がいるからな~。
松野氏の書く主役ってのは、果てしなく巻き込まれ型のくせして、むっちゃ芯の強さと目的意識を感じさせるのがすごいよ~。
ベイグラントは未プレイなんだけど、余裕が出てきたら遊んでみたいぞ。(積みゲーが山になってるので、いつになるかは未定)

私がバルフレアを書くとしたら、まず義賊であることは変更しないが、貧民に金を撒くって噂はカット。
(金撒きは派手だけど意味がない。難民を見かねて援助物資を調達するぐらいはあってもいいが…)
で、帝国に関わる後ろ暗い船ばかりを狙うって事にする。
ラバナスタの王宮に侵入したのも帝国の動きを調べようとしたのがメインで、帝国が「女神の魔石」(「黄昏の破片」)を狙っていると知って宝物庫へ向かう。
この時点で、父シドが魔石にかかわる物を集めていると知っている、とすればヴァンが魔石を渡さない間は彼を見張る理由ができるし、ビュエルバの魔石鉱は渡りに船。ラモンの登場と所持品なんか目にしたら、幸運のあまり踊りだしたくなるぐらいだよなぁ(w
で、ラモンを問い詰めるバルフレアに、ラモンも「…やはり、あなたがあのバルフレアなのですね」なんて言わせれば伏線バリバリ。
で、バッガモナン乱入でラモンに逃げられる、と(w

ジャッジマスターたちからも「バルフレア。さしもの“最速の空賊”も船を降りれば形無しだな」などなどの、嫌味を言われれば、ああ、なんか知らないけど恨まれてるのねぇ、軍vs空賊で因縁ありそう。と取ってもらえる。
(そもそも、身内で最速とか言うのは恥ずかしいから止めようよ。噂話を無視してるとフランがいきなり言っちゃうんだよな;)
で、あくまで空賊vs帝国で核心へ迫ろうとしている風に見せてたバルフレアの真の目的は、パパシドを「刺し違えてでも止める」だったら、エエエッ?!って驚けただろうなぁ……。

こういう前振りをしておけば、アーシェから覇王の墓所に「暁の断片」があると聞いたら、「帝国が狙う品だ。同行するぜ」と素直に流れる。
で、ギースがシドの名前を出した時には
「やっぱりアイツが絡んでいるんだな…。あんな男に魔石を貢ぎ続けたら、そのうち帝国はボロボロに食い尽くされちまうぜ」
「…ほぅ、なかなか詳しいようだな、さすがは帝国に仇なす空賊。いや、お前には裏がありそうだ。その顔、どこかで覚えがある」
とかとか。

ファムランはジャッジに入隊してた過去があるんだけど、下っ端だった上に短期間で脱走したから、直属の上司や同僚ぐらいにしか顔は覚えられてないはず。
ファンフィクションだとガブラスの下に配属されたってパターンが多いんだけど、私個人的にはザルガバースの下かなぁと。
切れ者だけど危なっかしいガブラスに息子を預けるのは勇気がいると思うんだよ。よほどの目的がないと選ばない。(選べるとして、だけど)
オメガとかを見ると、ファムランをジャッジに放り込んだのは、ジャッジの地位を利用するため…なんて説明がされてるんだけど、たかが16歳の少年(あえて)が下っ端ジャッジになったところで、ロクすっぽ役に立たないんじゃないか? ジャッジマスターになるには、やはり30歳は超えるワケで(本編に出てくるジャッジマスターたちは、みんな33歳↑)最短でも14年は見越さなきゃいけない。
親父…、意外と気が長いな(w
ジャッジとしての立場を“学ぶ”だけなら、そんなに時間はかからないだろうし、そう言う目的があるなら毒気の強そうなガブラスをあえて選ぶ可能性もあるな~。
“人が人を法で縛り、裁く仕組みと、それでは禦しきれない世界の姿を知らしめる”手段として、ジャッジに放り込んだって言うのなら判る。
あとは、シド本人が最終的に国賊として裁かれたとして、その場合、ジャッジは対立する立場なので、ファムランには火の粉が降りかからない……のかなぁ?
こういう話は難しくてよくわからん orz

ラーサーとも、もっと情報交換をするべきだったよなぁ…。
ラーサーが大戦を避けようとしていると判った時点で、自分の正体をこっそり打ち明けて、同じ目的のために動く人間であることを知らせておけば、帝都でのイベントにもふくらみが出たんじゃないかな?
「教えてくれ、ドラクロアは……あの男はとんでもない代物を創りだそうとしているんだな?」
「…あなたが帝国に敵対していることは知っています。でも…お教えできません」
「ラーサー・ファルナス・ソリドール。俺の顔をよく見てくれ。あんたの近くに、似た雰囲気の男が居やしないか?」
「………ッ?! まさか、そんな?」
「俺は、この馬鹿げた戦いを止めたい。たかが空賊一人にできることなんざタカが知れてた。でもな、どうやら幸運の女神様は俺の願いを聞き届けてくれたようだ。あの男はなにを目指している?」
「……すみません、あの人については僕も手を出せないのです。ただ、未曾有の規模の兵器を製造しているとの情報は伝わってきています。だからこそ、オンドール侯爵に動かれては困るのです」

あの大人気ない台詞も
「父親を信じるか……。だがな、たとえ血は繋がっていても、しょせんは他人だ。己の野望のためなら息子だろうと利用する。それも父親の姿だ」
「そんなことは」
「おまえ、自分の兄貴にまとわりつく噂を知らないのか?」
「…………それでも、僕は今の父上なら、和平に応じてくださると信じています」
「ま、そうなりゃ、しめたもんだ。期待してるぜ」
程度に。最後の台詞は、すげー適当に言い捨ててる気がするけど;

で、帝都&ドラクロア。
ここについては、そのうちSSを書くと思うのでスッ飛ばして(w

レダス。同じ空賊仲間なのに「ああ、あんたが噂の」てな感じが無い。本来だったらお互い、名前ぐらいは知っててもおかしくないだろうになぁ。
ここで、直接シドを追うバルフレアと、シドの作戦そのものを解析するレダス、と言う風に素直に役割分担をやっちゃえばいいのに、なぜか互いが怪しいと言い出す2名。
軽い言い方だから気にしないでいいんだろうけど、怪しさを匂わすにしても、もうちょっといい台詞回しが欲しかった。
「心当たりがあるのか?」
「石は逃がしたが、情報は手に入れた」
「ふん、あのドラクロアに侵入するとは、ただの空賊にしちゃ深入りしてるな」
「その言葉、そっくり返そう」
……かな? 判りにくい上にイマイチ? orz

でもって大灯台。ここもSSに(以下略
ただ、戦闘後のフランの台詞は、そのままバハムートへ持ち越して欲しかった。
語りイベントは2種までが限界で、それを越すと全部の印象が散漫になっちゃうんだよねぇ。
正直、あそこでフランの台詞を入れる必要はなかった。
「逃げ切ってみせんか馬鹿者めが」→「ミストが……爆発するわ…!」→「壊さないと!」→「お前たちは王女を連れて逃げろ! これは俺の仕事だ。今こそナブディスに償う!」
でいいじゃん。切羽詰ったシーンなんだから…。

で、バハムート起動を知って。
「すでに完成していたんだな。だからあんな場所で…てめぇ自身を捨て駒にしやがったのか。命と引きかえに起動させた代物だ、ただじゃすまないだろう…。ふっ、次はそいつを停めろってぇのか? まったくひでぇ親父だ」
はい、長すぎます。3分割ぐらいしないと収まり悪いなぁ。
大灯台のあとは、バルフレアには素直に親父って言うようになってもらいたいな~と思うのですよ。
違和感あるなら「ひでぇ野郎だ」に差し替え。
で、バハムートを見たら、機工士として一言感想をもらしてほしかったよぅ。
「…なんだ、このデカブツは? バカじゃねぇのか?」でもいいから。

いやー、バハムート。絶対3~4分割して分離合体できると思うんだわ。
そもそも、建造時は分割で創って、広い場所で組み立てしただろうしね~。
それぞれのブロックごとに、通常の飛空艇と同じ動力が用意されているんだけど、それだけだと出力がイマイチなので、人造破魔石のパワーを乗せることで、バカでかい割りに脅威の速度とアホみたいな主砲の威力を出せるって感じ。
しかし、バハムー。でかすぎて反比例的に主砲がチャチく見えちゃったねー。
いっそ、横一列にずらーっと主砲サイズの砲門を開いて、おのおのが独立して射出もできるけど、いざとなったら一点集中させて大出力、ってのでもよかったんじゃ?
あと、バハムーの周囲はヤクト状態で、対ヤクト加工をしてある帝国の船&シュトラールしか近づけない、なんて嫌らしい設定があったら素敵。
で、解放軍と進軍してきたロザリア相手に、オープニングを上回る極悪非道の血祭り状態をやらかして欲しかった。
ここでヴェインが完璧に悪役になることで、ラストバトルのカタルシスが生まれたはずなんだけど…消化不良だったね。

血祭り状態を見て、ラーサー激怒。
しかし、悲しいかな剣を向けたところで、素手で格闘しちゃう兄上には敵わない(w
たぶん、兄上は避けようともしなくて、軽く腕を振った程度の一撃でラーサーはころんとコケるだろうなぁ。
……かわいいなぁ、弟君。
で、「私はこの6年…いや、それよりも以前から、この日のために生きてきた。この私を、おまえはどうやって止める?」なんて問われて、発令所を飛び出してみたり。
で、内部から解放軍を手引き。兄上、わかってて止めない(w
「私の命よりも尊ぶ未来を、おまえの決意を、見せてみるがいいラーサー」
内部突入したアーシェご一行。
父親の設計はなじみが深いバルフレアを先頭に、バハムートを内部から無力化しようとする。
あわてる帝国兵に「手出しをするな。今は目の前の敵を殲滅せよ」と不可解な命令をするヴェイン。
残された時間が少ないので、容赦なく、遺恨を残しそうな敵を屠っていくバハムート。
いよいよアーシェたちが人造破魔石へ迫ったと知って、兄上が自らが向かうというのでパニクる帝国兵。
兄上、艦内放送でラーサーに“エンゲージ”を申し込ませる。
「本来、エンゲージとはジャッジの立会いの下、公正明大にとり行われる闘いを指す。ザルガバース! ジャッジマスターとして見届けよ」
で、1対4でエンゲージ。おまけに、途中でラーサーを強制退場させるし、ザルガバースはなんだか、その展開を理解してる、って状態に。
仕組まれた闘いに怒り狂う王女ご一行。
「わたしはおとなしく倒れるなどと言ってはいない。親友(とも)がわたしに遺してくれた力はバハムートだけではない」
人造破魔石解放→以降はほぼ本編どおり?
ただ、ヴェーネスとの同化の前に、バハムートがラーサーの指揮下に移ったとのザルガバースの宣言と、乗員の退避が必要だなぁ。
で、不滅なる者になったヴェインはエンゲージとは関係なく、でもってラーサーじゃなくバルフレアを指名して最終戦をけしかけるのか?
「来るがいい! おまえの父が残した石も、わたしも、まだここに在るぞ!!」
…あー、バルフレアについて書いてたのに、なんだか兄上語りに移りそうだ(w

バカみたいに長文になっちゃったなぁ。逃避のなせる業か orz
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無題
こんにちは。こちらのページからコメントさせて頂くのは初めまして。
恥ずかしい(?)のでメール送信させていただくつもりだったのですが、30字超えると送信ボタンが隠れて押せなくなってしまうので、こちらで失礼いたします。
。「移植」完結の際は暖かいお言葉ありがとうございました。
バルフレアとシドの確執(?)考察、興味深く読ませて頂きました。実はバルフレア絡みでしごく情緒的なシドヴェイSSを考えてました。
自称主人公とはいうものの、やはりバルフレアとシドの話はゲーム中ではあまり深く触れられていませんでしたので、だからこそここは二次でいっぱいやれるわね~とも思います。ギルガメさんは、確か他のエンディングの話も考えているとおっしゃっておられましたよね。楽しみにしております。原稿がんばってください。

Rita: 2008.05/01(Thu) 10:56 Edit
書き込みありがとうございます~
Rita様、コメントありがとうございます。
…と言うか

>30字超えると送信ボタンが隠れて押せなくなってしまうので

な、なんですとぉぉ!
…………うわぁ… orz
スクロールバーがうっとおしくて消してたんですが、急ぎ復活させました;
ちゃんとテストしとくんだったぁ;
(ここと同じように、フレーム内でスクロールするタイプだと思い込み)

このblogを立ち上げた原動力の50%以上(70%ぐらいあったかも)が、Rita様のSSでしたので、完結ばんざい~v 状態でございます。

FF12はスルメのように、噛めば噛むほどいろんな味(解釈)が出てくるので、妄想のしがいがあります。
バハムート起動後は、あまりに本編がアレなので、妄想力大爆発になって、幾通りもの展開が出来上がってしまいました;

オキューリア(ゲルン王)に一発食らわせたいんですよねぇ。
ヴェーネスが
『友は我が願いのために、己の同胞を、血肉をわけた親兄弟を、そして自身の命をも犠牲としてくれた。ならば、わたしも友のため、同族殺しとなろう』
なんてのたまってくれてるのです。
あぁ、この話はいつ書けることでしょうか……目の前に立ちはだかる原稿が手ごわくて、尻尾巻きそうになってる現状では、まったくもって推測すらできません。
(まだやってるよ!)

Rita様、お仕事など大変のご様子ですが、どうか無理なさらない程度に、……でも楽しみにしてますので、ちょこっと早めに新作お願いいたします。
ギルガメG: 2008.05/01(Thu) 17:44 Edit
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