2009'05.25.Mon
久々の妄言。
……毎度だからな~、断る必要もない気がするけど一応ね。
シド好きのはずなのに、ほじくり返すのはヴェインの話ばかり。
シドは判りやすい御仁だけど、兄上は重いドラマを背負っている人なのに、敵役だからか情報が少なくて少なくて;
あげくに私の読解力の無さから、ああだ、こうだ、と右往左往してるからねぇ orz
……毎度だからな~、断る必要もない気がするけど一応ね。
シド好きのはずなのに、ほじくり返すのはヴェインの話ばかり。
シドは判りやすい御仁だけど、兄上は重いドラマを背負っている人なのに、敵役だからか情報が少なくて少なくて;
あげくに私の読解力の無さから、ああだ、こうだ、と右往左往してるからねぇ orz
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「復讐のつもりか?」
「必要だと申し上げました」
この“復讐”、私はグラミス皇帝に対する感情だとすっかり思い込んでいたんだけど、これって対元老院って意味合いの方がず~っと大きいんじゃなかろうか。
FF12をプレイしても、ヴェインは父王に対して憎しみの感情は一切見せないし、匂わせる節すらない。
(グラミスがヴェインを疑う?セリフはあるけれど)
ただ、ひたすら淡々としているので「実は親父のこと嫌いなんじゃね?」と取れるので、あのセリフは「グラミスに対して向けたもの」と思えるし、さらりとストーリーを流す上ではそれで十分なんだよな。
でも、「ヴェインはグラミスの命で兄2人を手にかけた」って情報と、ドレイスの「ザルガバース、まさか卿も信じているのか? あのおふたりが反逆など!」のセリフを重ねると
『ヴェインの兄2人は反逆したか』 → NO
『反逆がなければグラミスは断罪の命を出す必要はなかった?』 → YES
『それなのになぜ断罪の命を出したのか?』 → 謀反を企む証拠?を何者かが提示した
『それは軍部か?』 → 過去、軍部と敵対していたソリドール家だったが、695年当時のグラミスは好戦的で、その意に沿っていた兄二人も同様だったと考えられる。その場合、利害が一致する軍部がソリドール失脚を望むとは思えない。
『それは公安(ジャッジ)か?』 → ジャッジはソリドールが抱え込んでいるグループであり、(たてまえ上?)法の番人でもあるため、犯罪の事実でもないかぎり対立するとは考えにくい。
→ だが、逆を言えば“犯罪の事実”があれば、率先して検挙しなくてはならない立場である。
『それは元老院か?』 → 長年ソリドール家と対立し、失脚を狙い続けている彼らじゃなかったら誰なんだ?
となるワケで。
つまりは
ソリドールを何とかして帝位から叩き落したい元老院。しかし病身とは言えグラミスは元気だし、うまく帝位から追いやっても、時期皇帝として期待されている才能も年齢も申し分ない息子が2人もいる
→ 両方、一まとめに失脚させたい
→ 前線に向かっている息子2人が帝国に対して謀反を起こしているって筋書きはどう?
→ 陰謀はりめぐらせ、運悪く兄2人ひっかかる
→ 「皇帝、これはどういうことだ? 今すぐジャッジマスターを向かわせ2人を裁きにかけるのだ」
→ 元老院のことだ、向かったジャッジマスターにさらなる“証拠”を見つけさせてワシ(グラミス)も追い落とす心づもりだろう
→ ヴェイン、行って火種が広がらぬうちに裁きを下すのだ。
だったのかなぁ……と。
トカゲの尻尾切り。身内の犯罪を身内が裁くことで家名だけは守る。
きっと、ヴェインは兄2人を尊敬し、敬愛してたんだろうと思うんだよ。ラーサーがヴェインに向ける眼差しのようにね。
その兄たちを討てと言われる。
「汚名をそそぐ術があるはずです!」との問いに
「これがそうだ」と剣を示される。
悔しかったと思うぞ。
ヴェインは己の無力を恥じ、元老院を恨み憎んだんじゃなかろうか。
その一方で、己は決して兄2人のように元老院に足下をすくわれないよう、つけいられることのないよう、完璧な政治家であり軍人になろうとしたのかな。
個人的結論。ヴェインはグラミス皇帝を憎んじゃいないと思う。
最初は兄たちを助けなかった父に理不尽さを感じたりもしただろうけど、政治家として力をつけて行くほど “あの状況では、あの方法が最善だった” と理解し、責められるべきは陰謀を回避できなかった兄2人の迂闊さ、または、付け入られるスキを残していたソリドール家全体の失態だと思い至ったのか……。
こう考えると、毒杯を前にしたグラミス皇帝の心中はいかほどのものか。
グラミスもまたヴェインを恨みはしてないだろう。
ただ、ヴェインの目的を信じていいのか、ラーサーを守るとの言葉を信じていいのか、不安と迷いはあっただろうと思う。
しかし毒杯をあおる覚悟は定まっていた。
恨み重なる元老院を道連れにできるのだから、ひょっとしたら笑ってたかも知れない。
イヴァリースにヴァルハラみたいな場所があるなら、上2人の息子と祝宴やってたかもなー(w
「復讐のつもりか?」
「必要だと申し上げました」
この“復讐”、私はグラミス皇帝に対する感情だとすっかり思い込んでいたんだけど、これって対元老院って意味合いの方がず~っと大きいんじゃなかろうか。
FF12をプレイしても、ヴェインは父王に対して憎しみの感情は一切見せないし、匂わせる節すらない。
(グラミスがヴェインを疑う?セリフはあるけれど)
ただ、ひたすら淡々としているので「実は親父のこと嫌いなんじゃね?」と取れるので、あのセリフは「グラミスに対して向けたもの」と思えるし、さらりとストーリーを流す上ではそれで十分なんだよな。
でも、「ヴェインはグラミスの命で兄2人を手にかけた」って情報と、ドレイスの「ザルガバース、まさか卿も信じているのか? あのおふたりが反逆など!」のセリフを重ねると
『ヴェインの兄2人は反逆したか』 → NO
『反逆がなければグラミスは断罪の命を出す必要はなかった?』 → YES
『それなのになぜ断罪の命を出したのか?』 → 謀反を企む証拠?を何者かが提示した
『それは軍部か?』 → 過去、軍部と敵対していたソリドール家だったが、695年当時のグラミスは好戦的で、その意に沿っていた兄二人も同様だったと考えられる。その場合、利害が一致する軍部がソリドール失脚を望むとは思えない。
『それは公安(ジャッジ)か?』 → ジャッジはソリドールが抱え込んでいるグループであり、(たてまえ上?)法の番人でもあるため、犯罪の事実でもないかぎり対立するとは考えにくい。
→ だが、逆を言えば“犯罪の事実”があれば、率先して検挙しなくてはならない立場である。
『それは元老院か?』 → 長年ソリドール家と対立し、失脚を狙い続けている彼らじゃなかったら誰なんだ?
となるワケで。
つまりは
ソリドールを何とかして帝位から叩き落したい元老院。しかし病身とは言えグラミスは元気だし、うまく帝位から追いやっても、時期皇帝として期待されている才能も年齢も申し分ない息子が2人もいる
→ 両方、一まとめに失脚させたい
→ 前線に向かっている息子2人が帝国に対して謀反を起こしているって筋書きはどう?
→ 陰謀はりめぐらせ、運悪く兄2人ひっかかる
→ 「皇帝、これはどういうことだ? 今すぐジャッジマスターを向かわせ2人を裁きにかけるのだ」
→ 元老院のことだ、向かったジャッジマスターにさらなる“証拠”を見つけさせてワシ(グラミス)も追い落とす心づもりだろう
→ ヴェイン、行って火種が広がらぬうちに裁きを下すのだ。
だったのかなぁ……と。
トカゲの尻尾切り。身内の犯罪を身内が裁くことで家名だけは守る。
きっと、ヴェインは兄2人を尊敬し、敬愛してたんだろうと思うんだよ。ラーサーがヴェインに向ける眼差しのようにね。
その兄たちを討てと言われる。
「汚名をそそぐ術があるはずです!」との問いに
「これがそうだ」と剣を示される。
悔しかったと思うぞ。
ヴェインは己の無力を恥じ、元老院を恨み憎んだんじゃなかろうか。
その一方で、己は決して兄2人のように元老院に足下をすくわれないよう、つけいられることのないよう、完璧な政治家であり軍人になろうとしたのかな。
個人的結論。ヴェインはグラミス皇帝を憎んじゃいないと思う。
最初は兄たちを助けなかった父に理不尽さを感じたりもしただろうけど、政治家として力をつけて行くほど “あの状況では、あの方法が最善だった” と理解し、責められるべきは陰謀を回避できなかった兄2人の迂闊さ、または、付け入られるスキを残していたソリドール家全体の失態だと思い至ったのか……。
こう考えると、毒杯を前にしたグラミス皇帝の心中はいかほどのものか。
グラミスもまたヴェインを恨みはしてないだろう。
ただ、ヴェインの目的を信じていいのか、ラーサーを守るとの言葉を信じていいのか、不安と迷いはあっただろうと思う。
しかし毒杯をあおる覚悟は定まっていた。
恨み重なる元老院を道連れにできるのだから、ひょっとしたら笑ってたかも知れない。
イヴァリースにヴァルハラみたいな場所があるなら、上2人の息子と祝宴やってたかもなー(w
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