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「きおくのカケラ」分館 銭亀(ギルガメ)用

結局FF14は休止のまま。ヴェーネスに会いたいけど…

2024'11.02.Sat
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2008'09.24.Wed

作文機能はあいかわらずダメダメなので、まずは買った本を読もうと「君主論」をのた~っと読み進めております。
時々、主語やら主旨を見失ってしまうのは、私のドタマが腐れてるせいなんだろうなぁ orz
歴史物も弱いので、有名人らしい人名をあげて「~については周知の通りだが」みたいに書かれてると「知らねーよ!」とか突っ込みを入れてしまう;
私みたいな輩は、気になる点はググりながら読んだほうがよさそうっす。
で、ますます兄上の行動が、この『君主論』にしたがって見えてきたんですけど、そうなると疑問点がいくつか出てくるんだよねぇ……頭の中を整理するために書き出してみるっす。
 


1) ダルマスカを占領した手際はいいのに、どうしてアーシェを生かしておいたんだろう?
2) 序盤の王宮から地下道を抜けてダウンタウンまで来た一同を、完全包囲でとっ捕まえたのに、なぜそのまま射殺しちゃわなかったのか?

1)と2)はどちらも同じことで、レイスウォール王墓からアーシェを連行する時、ギースがウォースラとバッシュに向かって「王女の身の証を立てられねば処刑するしかない」と脅すことから、神授の破魔石を見つけるための釣り針の役目と、おそらくは反乱軍を見つけるための印の役目があった様子。
ただ、どっちにしても生かしておくと危険なので、ギースが暁の断片をいじったりせず無事に護送していたら、その場で殺されていたんじゃないかと思われ。
ヴェインはアーシェを“為政者としての心構えを持たない浅はかな人間”と見ているっぽい…。そうなると生かす理由はまるで無いんだよな。
ラーサーの横槍&忠臣ウォースラが大暴れして逃がしてくれたかも知れないけど。(ウォースラ死亡フラグは消えない orz)

3) オンドール侯はどうして解放軍に協力しているのか?

ビュエルバって小国……それも不本意ながらアルケイディアに従属する形で生き延びている国のトップが、反乱軍に手を貸すってのは非常に危険な行動。
自分ひとりだけの問題じゃなく、国をまるごと窮地に陥れてしまうんだよなぁ;
オンドールがアルケイディアに抵抗する理由が、ゲーム内を見る限り「ダルマスカ王家と親しかった(ラミナス王と親友だった)から」しか見えない。
ビュエルバはアルケイディアとロザリアの国境近くにあって事あるごとに蹂躙された……ワケでもなく、帝国の圧制に苦しんでいるワケでもない。
帝国に魔石を吸い上げられてるかも知れないけれど、帝国からの観光客がお金を落としまくっているはず。
(帝都で「ビュエルバ行きは予約が取れない」ってセリフがあるし)
昔々にヒドイ目に合わさせられたので、今は平穏でも帝国なんか信用できない!…ってワケでもなさそう。
そもそも、アルケイディスとロザリアがせめぎあう中、下手に解放軍なんぞの存在を明らかにしたら、今度はロザリアに良いように利用されるだけで……。(つか、実際に利用されてたし)
それが判っていてもヤルしかない!と考えていたんだろうか?
アーシェの復権とダルマスカ王家再興のために???

正直、アーシェにはこの辺りのことを、プレイヤーへ向けての解説を兼ねて、自問自答して欲しかったかも知れない。
ウォースラの死、一緒にヴェイン暗殺のために王宮へ向かったダルマスカの兵達がほとんど残っていない現実と、まったく進展していない現状を天秤にかけて、一度は王家復興をあきらめるんだけれど、そこにラスラ(偽)が現れて、死者の嘆きを忘れるな、帝国を退けるのだ、と煽り立てるとか。

4) 侵攻しているのはアルケイディスだけ?

ロザリアも侵略してるはず。
推測では、覇王レイスウォールの長男が受け継いだ“ガルテア国”を滅ぼしたのはロザリアなんじゃないかと。
アルケイディアを押し返していたのはナブラディアであり、帝国も目の前のナブラディアを越えて、さらにダルマスカも越えた向こうにある(と思われる)ガルテアまで影響を与えることはできなかったかと。
そうなると、ガルテア国の西に迫ったロザリアが、ガルテア国に攻め込んで王族を根絶やしにして占領した or ガルテア国の王族に世継ぎがいなくなって弱体化した所を一気に占領したってのが自然ではないかと。
前にも書いたけど、ロザリアって国は「領地の一番大きな家が王になる」って国なので、みんな領土が欲しくてたまらないはず。
正直、アルケイディアよりタチが悪いかもしれない……。
(アルケイディアも、皇帝が悪人だったらシャレにならないけど)
この辺りもゲーム中に出して、そんなロザリアだけれど、アルケイディアを追い払うためには手を組むしかない。って泥沼にハマッて行く様を描いて欲しかったなぁ~。
(ロザリアと手を組む→ロザリアの政治的介入を許すことになるかと)

5) ヴェインはダルマスカをどうするつもりだったのか?

自軍を置いてロザリアとの戦いにおける足場にするが、ダルマスカの民には“王家が断絶した”“一部の民以外は地下で生活する”って部分以外は、ラミナス王統治下とほとんど変わらない“平穏な日常”を送らせるようにしたはず。
ジャッジたちによる帝国流の法律の押し付けはあったと思うけれど、兵役は恐らくなくなっているはず。
代わりに「ダルマスカを守る」って宣言の通り、アルケイディア軍がダルマスカの軍の役割を担う。
→ダルマスカ人が守られることに慣れてくれれば、それは彼らから“戦う力”を奪うことになり、帝国への依存が強くなる……日本と同じっすねぇ(w
→そうなったら、誰かがロザリアと内通して反乱を起こそうとしても、平穏を望む市民たちが抵抗してくれる。
→民に支持されない解放軍は意味が無い……ってことに。
ダルマスカの民を地下へ追いやったのは、おそらくアルケイディア軍人をダルマスカに住まわせるための場所の確保と…………うがち過ぎかもしれないけれど、“いざ、ダルマスカを巻き込んで戦いが起こった場合、地下の方が安全”だから…かも。
日々の生活が穏やかで満たされていたら(帝国の便利なイロイロが流入してくるしね)、一般民はそれを良しとするものです。ハイ。

6) ヴェインはダルマスカを自国として、帝国から独立しようとしていた?

これはコミックス版のガブラスのセリフに「これほどの才気があれば、帝国を覆すほどの軍備をこの地で整えることもできよう」ってある所から。(3巻4P)
ラーサーLove(?)な兄上ですので、コレは考えられないっす。
もしもこんな事をやらかしたら、元老院はラーサーを祭り上げて兄弟対決に持ち込むだけ。
ヴェインは自分が覇王になることよりも、(自分の視点で)良き統一国家をラーサーに継がせたい。ってのが目的のはず。

……まだまだ出てきそうだけど、今日のところはこんな感じっす。
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