オズモーネ平原(ガリフの里の前)には飛空艇の残骸がゴロゴロしてる。
ちょうどギースが好奇心から第8艦隊を沈めてしまうイベント直後なので、転がってる残骸がイベントの名残だと思い込んでたんだけど、地図を見ると全然方角が違うんですなぁ。
第8艦隊はレイスウォール王墓からアルケイディアへ戻ろうとしていたはずだから、エンサの北あたりで爆散したと推測。
オズモーネは、エンサの東にあるラバナスタの、さらに南。
全然違うやん;
“青ガブ”の“バンクール地方”の項目を見ると「かつてこの一帯の上空で飛空艇同士の激戦がくり広げられたことの名残。」なんて書いてあるんだが……いつの話だ?
落っこちてるのは、明らかに“カーバンクル級軽巡洋艦”。
となると、アルケイディアとどこかが、そんなに遠くない昔に艦隊戦をやらかしたってことか。
アルケイディアの船を落とす相手となると、ほぼロザリアだろうな。
(地域的にダルマスカって可能性もあるけど、ゲーム冒頭の完全に押されてますっぷりを見ると、ちょっと苦しいかも)
ケルオン大陸(+ヘネ魔石鉱などの埋蔵資源)をめぐって、アルケイディアとロザリアが戦ったのか?
遠い上に他国を挟むなんて、アルケイディアにとっては、かなり分の悪い戦いだっただろうに……。
パパンか? パパンの差し金か?! 疫病神だなシド!(w
苦労して獲得した地域だってのに、こっそりとヘネを利用しているだけで、大々的な開発がなされてないってのも不思議だな~。
資源に乏しい(らしい)アルケイディアとしては、ガツガツとケルオンの資源を吸い上げて軍備に注ぎ込みたい所だろうに。
ロザリアとの戦いが続いているのなら、地表に建造物を作れないんだ~なんてムリにでも理由付けができるんだけど、ゲーム中ではかなりノンビリしているだけに謎。
アルケイディア軍のベースキャンプすら無いんだもんなぁ。
あんな不便なところでどうやって生活してるんだ??(ガリフ族にたかってるのか?)
ゲーム冒頭アルケイディアがダルマスカを占領→ケルオンへの経路を確保したので進攻→危機感をつのらせたロザリアと交戦→犠牲を出しつつもケルオンも占領
…ってな感じかな?
そうなるとダルマスカ占領→ゲーム開始までの、空白の2年間の中で起こったのだと考えると自然か。
ゲーム製作側としては、もはや手が回らなかったのかも知れないけれど、“ロザリア”をきちんと描いてくれなかったコトが返す返すも残念でならない。
ロザリアが西の大国として存在することで、ダルマスカの悲劇性が前面に出てくるのに、ゲーム中だと「…あ、そういえば、そんな設定もあったね」で終わってるんだよなぁ……。
「アルケイディアとロザリア」「大国と小国」「好戦派と和平派」「誇りを取り戻す戦いと平穏を望む者」「神と人間」
こう言う対比で物語が成り立っているのに、二本柱の一本が無いんだもんな。
ラーサーにとってのヴェインに相当する、アルシドに対する“誰か”が居たら、もっと物語にふくらみが出たと思うんだよね。
マルガラス家のライバルに位置する名家の誰か。
ロザリアは「もっとも面積の広い属庭(領地)を治める氏族の当主が皇帝となる」ってぇ、なかなかにモメ事の多そうなシステムで成り立っているんだけど、そのために新しい領地をなんとしてでも手に入れたいって人物が適任。
オンドールと繋がっていて、彼や解放軍を利用してアルケイディアを内側からグダグダにしてやろうと画策している人物で、ほんの数年前に(父の死で?)新たな当主になったばかりってのが良いかと。
主人公達(つか、アーシェ)に惜しみない援助を与え、危険なところから救い出したりする「とってもイイ人」を演じ続ける嫌なヤツで、アルシドとは知人だけど全面対立。
ラーサーが邪魔。つーか、とっ捕まえてヴェインに対する盾やら武器やらにしてやろうかと狙っている。
(しかし、イザやらかしたらヴェインがブチ切れると思う)
アーシェたちに、アルシドやラーサーを疑うよう仕向けるけど、このあたりで墓穴を掘りそうだ。
オキューリアを知り、ゲルン王と取り引きしようとする?
なんか、こんな感じの人と、アルケイディアのジャッジに相当する騎士団?が欲しかったな~。
FF5以前のストーリー展開に似てきちゃいそうだけど、個人的にはそう言うのでイイんじゃないかと……好きだし。
(結局、ソレかい!)