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「きおくのカケラ」分館 銭亀(ギルガメ)用

結局FF14は休止のまま。ヴェーネスに会いたいけど…

2024'11.02.Sat
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2010'02.02.Tue
風邪全快~~とか喜んでたら、今度は謎の筋肉痛が……それも左大臀筋って……何かしたっけ? orz
原因は運動不足かっ!とストレッチしてみたらテキメン悪化したし;
だましだまし動かしてると楽になるんだけど、困ったことに寝ていると筋肉がこわばるのか、寝返りを打つたびに痛みがズキーン!と来るのが最低;
座り仕事には影響が無いのが救い。
しかし、そろそろ4日目に突入するので、いいかげん治ってくれんものかと……厄年は過ぎたはずなんだがなァ orz

100202_01.jpg【無限航路】の設定資料集を買うついでに、中古で【ベイグラントストーリーアルティマニア】もGETしたっすよ。
イヴァリースについてのネタを知るためには大事な一冊らしいと聞いてたんだけど、なかなか買ってなかったんだよな;
しかし……女キャラもキワドイけれど、それに負けないほど男も布地が少ないわ色っぽいわって恐るべし尻フェチ吉田氏(w
で、巻頭インタビューの松野氏の写真を見て「若ッ!!!」と驚愕。
そりゃ10年前だもんなぁ…とシミジミしつつ、別ページにあった吉田氏の写真を見て「……変わってない?」
眼鏡かけてるかどうかぐらいの差しか…(w
そっか、吉田氏はすでにこの頃3人のお子さんがいたのか~。
そりゃパパシドの赤ん坊抱っこがサマになってるワケだわ(w
【無限航路】については未プレイなので前半にあるシナリオ関係のテキストは目に入れないようにしつつ、ずらりと並んだ船の絵を堪能中。
清書したヤツより、アタリ線が残ってたりエンピツ線らしい強弱のついたデザイン画が好きだ~。
特にクランヘイム級の絵みたいに部位解説書きがあると最高。
「ぬえだ…ぬえメカだぁ…」とわかる人にしかわからん萌えポイントでウへウへしてみたり。
どっちの本もじっくり読み込まないと。

100202_02.jpg【EoE】が途中だってのに違うゲームへ浮気。
植松氏が原案に関わってる【サクラノート】と、一ヶ月ほど前にまとめ買いした中の1本【ツキビト】が、どちらもサックリ終わると判ったので遊んでみたっすよ。

どちらも章立てになっているADVで、街のMAP上をウロウロして住人達の悩み事を解決して経験値代わりのものを稼ぎつつ、基本一本道のシナリオを追いかけるタイプ。
どちらも現代物で、普通の人には見えない妖怪?が見えちゃう子供が主人公ってあたりも似てる。
「え?これで終わり?」となってしまう辺りもそっくり;
ストーリーとしてキレイに終わったのは【サクラノート】だけれど蛇足でおじゃんに。
私が好きなのは【ツキビト】の方だけれど、広げた風呂敷のたたみかたが雑すぎだ orz

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【サクラノート】は探偵神宮司やヘラクレス3やFF8とかのシナリオを書いた野島氏がストーリーを担当。
原案が植松氏だけでなく4人ぐらいの連名になっているだけあって、タイトルになっているサクラの木の話と、親世代のドロドロ話と、それに振り回される子供世代の話が自然に併走してるのがいい感じ。
ただ、その中の親世代の話の比重が大きすぎて、ノスタルジックな“子供たちの物語”を期待しているとガッカリするハメに。(親が…って辺り、「ブレイブストーリー」に影響受けたのか?と思えてしまう)
まぁ、その穴を埋めてありあまる魅力を放っているのが、主人公家の猫「トロイメライ」とヒロイン家の犬「ラインホルト」の存在。
主人公が話を進めるとポイントポイントで2匹から見た視点のショートストーリーがオープンするんだけれど、お馬鹿で頑張りやのラインホルトと、姉御肌で文句を言いつつも飼い主(主人公の母)が好きで主人公たちを助けまくってくれるトロイメライが可愛い。
めずらしく猫の方が強くて便利な設定になっているのが、猫派にゃたまりませんわ!

この2匹が良いキャラなだけに、ヒステリー起こしている主人公母やヘタレまっしぐらな主人公父、身勝手なヒロインの母、やっぱりヘタレ系ヒロインの父、理由も聞かずに絶交と言ってみたり同行するけど役に立たない学友とかの人間キャラ達がダメダメすぎる orz
特に……ヒロイン。
悪い子じゃないんだろうけれど、なんだって勝手に判断して勝手に行動して、主人公たちを危険にさらしたあげくヒョッコリ現れて「なにしてるの?」ってな発言をしちゃうんだろうなぁ…電車のシーンの「そっち行っちゃお」とかも、あの年頃の女の子の行動にゃ見えんぞ;
……野島氏はこういう娘が好きなのかなぁ;
もっと最初から母親と張り合ってるので気が強くて、なんでも自分で解決しようとして、空回りしまくって……上手く行かなくて悔し泣きしまくって(シナリオ上ヤバイかもしれないがハンカチでどうにかできるし)、主人公にだけ弱みをみせちゃうとかってキャラだったらなぁ……。

そしてトドメの「カナメの日常4」の存在 orz
なんだって本編でキレイに終わった物語に爆弾投げ込んでんだよ?
コレさえなければカナメ(主人公の父)を見直して終われたってぇのに……このゲームが神宮寺シリーズとかなら、こういう生臭さのただよう後日談があってもいいけれど、【サクラノート】って非現実的な優しいファンタジーを求めるユーザーに、そういうストーリーは必要か?!!
蛇足と言う言葉が、これほど似合う物はないかもしれない……。

さて、一方の【ツキビト】
こちらは冒頭からズドーンと虐め&自殺って暗くて痛い展開で始まるので、暗くて痛い展開には覚悟ができているので問題なし。
絵柄の愛らしさと、すっきりとポジティブに変化する主人公の言動や、ギャグっぽい住人たちの存在でかなり救われるし。
祠にいる神様から“ツキビト”関係で困ってる住人たちを助けるよう依頼されて、不器用ながらも解決して感謝されて…って流れなのでプレイしてても気分がいい。
【サクラノート】はMAP上で自由移動できる範囲が少なかったり、住人との接点がほとんどない(ちょっと話をする程度で介入できない)ので、それに比べるとちょっかい出したり、会話で出てくる「キモチ」の色で本音がわかったりとかなり楽しい。

それだけに、突如出てくるジッパー黒服軍団(……どこかにいたよなぁ、こういう集団w そういやコイツらの会話内に「パージ」って出てきて爆笑)について、ロクに話が進まないまま、アッと言う間に町の危機→いきなりラスボスって流れにガッカリ。
ラスボスも過去の自分じゃなく、敵組織のボス?と口げんかしなきゃダメだろうに……おかげであの子が何を求めてて、なんだってあんなことやろうとしたのか、まったく判らないまま終わっちゃったし、「いよいよ残り1つだ!」→「ねぇ、止めようよ」っていきなりヘタレるのも腰砕けだったしなぁぁ orz
エンディングで2人が戻らないのは「咎人」だから仕方ないと思うので納得。
(あの犠牲?がなけりゃ丸く収まる理由が納得できないし)

世界観とか設定とかが面白いだけに、もっとボリュームのある作品で、ラストへの流れとかも丁寧においかけた形で作り上げてほしかったと残念でならないよ。

結論?としては、【ツキビト】の方が面白かった。
ただトロイメライとラインホルトの可愛らしさは見て欲しいかも……。
ドット絵の2匹がよく動いて可愛いったらありゃしない♪

2作品とも、シナリオは好き嫌いが出まくると思うので、
“冷たい家庭”の要素が含まれた児童文学系OKなら【サクラノート】
“都市伝説”とか“学校の七不思議”系が好みなら【ツキビト】
って感じかな。
あと、どっちもプレイ時間は短いし、ひたすら話を追いかけてたまにミニゲームなので、ゲーム性は期待しない方がいいかと。
お手軽にさっくりクリアできるゲームが欲しいなら……って感じだけど、私みたいなゲームジャンキー以外に、そういうのを求める人っているんだろうか? orz
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