2008'05.21.Wed
雑談シリーズ(?)の独白版。
独自設定の塊りなので、鵜呑みにしないでね~(しないって;)
独自設定の塊りなので、鵜呑みにしないでね~(しないって;)
最初、わしの考えは今とは違っていた。魔石を砕けさえすればよかった。
だが、あんた(ヴェイン)が協力してくれると確信した時、すこしばかり楽しい余興を含ませようと思ったのだ。
レイスウォールはオキューリアが選んだ覇王だ。そしてオキューリアは己たちの楽しみを満たす者が現れれば、まよわずその者に石を渡して、次なる覇王に仕立て上げるだろう。
だが、そんなオキューリアどもの鼻先で魔石を砕き、やつらの思惑を叩き潰したわしが、あんたを覇王にする。
オキューリアどもがどれだけ悔しがるだろうか、考えただけで愉快でたまらん。
ヴェイン、あんたは知っておるか? このイヴァリースに存在する王族の中で、どれほどの多くがオキューリアどもの企みに踊らされ、命を落としているのか。
あのダルマスカの王女の兄も、オキューリアにそそのかされて遺跡の中で倒れたのだからな。
あんたの兄たちが父王に粛清された……手を下したのはあんただったな……原因は、彼らが覇王になろうとしたためだ。
残念だが、グラミス陛下はもはや剣を取れぬ体だ。グラミスが健在ならロザリアを目指すころにはオキューリアが接触してきただろう。だが、最有力だったグラミスは倒れてしまい、その傍に有望株が2人いた。あんただったらどうする?
…そうだ。彼らはオキューリアの囁きを聞き取ったのだろう。
だが、グラミスは身体は弱っても心は覇王を目指していた。息子たちの行動は裏切りにしか見えんかっただろう。
ヴェイン、あんたを覇王にすることは、あんたの兄たちの弔いにもなりそうだ。
ヴェインと組む前、シドはどうやって神授の破魔石を手に入れ、天陽の繭を砕くつもりだったんだろうか?
破魔石を望む人物を見つけ出し、オキューリアに会わせて剣を手に入れさせて…って言う、ゲーム本編の流れは、戦争の激化が前提だから、シド個人ではどうしようも無いはず。
ファムが出奔しなかったとしても、ヴェインに接触する流れになったんだろうか?
軍備強化の技術を提供して戦争を推し進め、その裏で敵対勢力に接触、神授の破魔石についての知識を与えて誘導する…って形しか思いつかない;
ファムランをジャッジにしたかったのは、この敵対勢力について情報を手に入れ、誘導できる立場に立たせたかったからだろうか?
だったら、最初から全部をファムランに話しておけば……と思わなくもないけど、たぶんシドは「すべての責任は自分にある」って状態にしたかったんじゃなかろうか。
だから、ファムランにもギリギリまで明かさずに居ようとして、おそらく「その時になれば話す」とか言ってたのかもね。
機工学の仕事場でも似た行動をとってて、普段はそれでも周囲やファムランは付いて来ていたので、ついつい、いつもと同じようにしたら「やってられるか!」と激怒されて逃げられたのかなぁ?
(ちょっと、FFタクティクスのオーランを思い出してみたり。オーランみたいな活動をしてくれる事を望んでいたのかも)
やむなく、利用するだけのはずだったヴェインに、全部打ち明けるハメになったんだけれど、幸運なことにヴェインは理屈のわかる理性派だったおかげで、神授の破魔石や天陽の繭をめぐっての内輪もめやら、幽閉されて知識だけ搾取されることもなく、無事に目的達成できたんだろね~。
ヴェインが友好的で良かったよ。1歩間違うとトンデモナイ展開が待ち受けてたんじゃなかろうか;
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