2008'04.02.Wed
主人公たち以外で、唯一“召喚魔法”を使用していたシド。
それも、「自作した」っぽいコメントと共に呼び出すのが困り物。
あれって…カプセル怪獣って事でOK?(また踏み絵な表現を……;)
FF12の召喚魔法はライセンス取得して、ミスト消費で呼び出し。だから、シドもライセンス自体は自力で?取得して、それをあの人造破魔石に打刻?、ミストを注入して「ほい、できあがり」だったのか。
カプセル怪獣状態だったら、打刻破魔石(勝手に命名)さえあれば、どこでも楽々召喚OKで便利なんだけど、やっぱり召喚者が別人だと暴走しちゃったりするのかねぇ?
汎用武器として登場してない(ヴェインやジャッジが使ってない)所を見ると、ライセンス無いと呼び出せはするけど扱えない、で確定かも。
シドが取得していた「ファムフリート」は水瓶座らしく、大きな宝瓶をかついでるんだけど、コレを見るたびにこう言う妄想がよぎるわけで…
それも、「自作した」っぽいコメントと共に呼び出すのが困り物。
あれって…カプセル怪獣って事でOK?(また踏み絵な表現を……;)
FF12の召喚魔法はライセンス取得して、ミスト消費で呼び出し。だから、シドもライセンス自体は自力で?取得して、それをあの人造破魔石に打刻?、ミストを注入して「ほい、できあがり」だったのか。
カプセル怪獣状態だったら、打刻破魔石(勝手に命名)さえあれば、どこでも楽々召喚OKで便利なんだけど、やっぱり召喚者が別人だと暴走しちゃったりするのかねぇ?
汎用武器として登場してない(ヴェインやジャッジが使ってない)所を見ると、ライセンス無いと呼び出せはするけど扱えない、で確定かも。
シドが取得していた「ファムフリート」は水瓶座らしく、大きな宝瓶をかついでるんだけど、コレを見るたびにこう言う妄想がよぎるわけで…
(真面目そうに書いてますがギャグです。↓)
「ふむ、ではかつてオキューリアが封印した“闇の異形者”こそが、召喚獣と呼ばれる存在だと?」
『そうだ。契約の必要と、多量のミストが引き換えになるが、あれらの力は君たちの役に立つかと思える』
「“魔人ベリアス”、“統制者ハシュマリム”、“憤怒の霊帝アドラメレク”…、ほほぅ、いろいろとおるのだな」
『契約(ライセンス)は、望むならばすべての異形者と結ぶことが可能だ。しかし、召喚された異形者は契約者の命にしか従わない』
「なんじゃ、それでは力の無い者に扱わせることができんではないか。魔石といい、これといい、手間のかかることだ………ふうむ、」
『……シド、君はそれを望むか?』
「こいつはどんな能力をもっとる?」
『水の属性を持ち、真実を見抜く目と守りの力を持つ。…おもしろい、それはよくよく学求の徒と縁がある』
「ほう、だがわしが気になるのは……まぁよい、試せばわかることよ。ヴェーネス、こやつはどこにおる?」
『案内しよう』
ギルウェガンのさらに西、切り立った山々を覆ってうっそうと生え茂る木々の間に、その滝は轟音と飛沫をたてて流れ落ちている。
蒼天から射し込む日差しが、虹の輪となって滝を覆う霧のヴェールを彩る。
シドは駆りなれた小型高速艇を、滝と岩肌の間へ巧みにすべり込ませた。
狭い洞窟の中は湿気と闇と滝の轟きに満たされている。何者が何のために作ったのか今となってはわからないが、粗末ながら洞窟の中には人の手で切り開かれた痕跡が残っている。
奥へ進むとすぐに行き止まりになっているが、そこには濃厚なミストが渦巻いている。
『…シド?』
「手出しは無用だぞ、あんたが契約しちゃ元も子もない。尻尾を巻いて逃げだす羽目になった時にだけ、手助けをしてくれればよい」
ドラクロアの地下倉庫から時間をかけて探し出した保管箱を手に、シドは平然とミストの唸りの中へ踏み込んでいく。
不規則に揺らめいていただけのミストが収縮すると、暗い“道”が姿を現わす。異界へ通ずる暗黒の通路から、古の昔に封じ込まれた異形者が這い出す。
ファムフリート、暗黒の雲は牢獄となった甲冑に閉じ込められ、わずかに開いた間隙から憎悪の視線をあふれ出させている。
軋みをあげて身を起こしたファムフリートはシドの背をはるかに凌駕し、背にした大きな水瓶を軽く振るだけで、人間(ヒュム)なぞ消し飛ばしてしまうだろう。
ファムフリートの甲冑は、金属でありながらぬめぬめと爬虫類のウロコを思わせる光をたたえているが、その光がゆっくりと浮き上がり、微細な水滴に変わると、見る見る数を増し、結合し、ざわめく水の奔流へと変わっていく。
おおおおおおお!
ファムフリートが呻き、身をふるわせる。
久方の現界に歓喜しつつ、召喚された怒りに吼え猛る、そして眼前に立つ元凶--浅ましき定命の身でありながら、神なる者を使役しようとする愚か者--へ、怒りの鉄槌をくだそうと、なみなみと水をたたえた瓶を振りかざす。
シドは…薄い笑いを浮かべたまま、手にした保管箱から奇妙な品を引きずり出した。
平たい刃は、ジャッジ・ベルガがあやつる剣に似ていなくも無いが、あのような優美な曲線は持たず、ただ真っ直ぐ寸胴にのびて、先端は丸く、あっけにとられるほどシンプルな形。
根元はずっしりと重い箱状で、側面と後方に太い握り手があり、シドは銃を扱うようにソレを身構えた。
白手袋に包まれた指が、握り手近くに突き出たレバーを押し込むと、先端の刃を取り巻く、さらに小さな刃の連なりが、薄い側面に沿って高速で移動を始める。
奇妙な武器。リーチは決して長くない。動力が重く、扱いも難しそうだ。しかし、それを目にしたファムフリートは、ジリ…と後ずさった。
異形者の反応を目にしたシドの笑みが大きくなる。
「ほほぅ、やはり“知って”おるか。では、“世界を滅ぼす天の水瓶”は貴様のことか」
肩を笑いの衝動に震わせながら、老齢にさしかかった一人の人間が踏み出す。巨大な異形者が後ずさる。
「面白い伝承よ! “かみ”を名のる強大な存在が、このたった一つの発明品によって打ち滅ぼされたという。さぁ、ファムフリートとやら。どうする? ひざまづくか? それとも歯向かい、今一度この切り裂く刃を身に受け止めるか?!」
ファムフリートが身をよじる。背を丸め、鎖で繋がれた水瓶をたぐりよせ、大きくふりかぶり怒りの波動と共に吼える。巨体を包んで渦巻く濁流と、水瓶からあふれ出る奔流が一塊になって人間へ襲い掛かる。
シドは歓喜の笑い声をあげて、高々と手にした異形の武器を--チェーンソーを--振りかざした。
はい。『魔界塔士Sa・Ga』ネタですねー。有名なアレです。
描写できませんでしたが、チェーンソーの刃の腹には朱文字で「神殺し」って入ってます(w
ドラクロア研究所の倉庫は魔窟です。
代々の研究員が集めてきた品に、シドが若い頃あっちこっちで拾ってきた得体の知れないブツがゴロゴロしているので、たまに“事故”が起こってても不思議じゃないだろうなぁ、って場所。
困ったときには漁りに行くといいかも。
上記イベントの後に、シドは無事にファムフリートのライセンスをGET。
人造召喚石(また勝手に命名)を作成するものの、やっぱり契約者しか使えないって判ったので量産は断念して、自分用に持っておいた、ってお話でした。
あ~、楽しかった。(何してんだ;)
「ふむ、ではかつてオキューリアが封印した“闇の異形者”こそが、召喚獣と呼ばれる存在だと?」
『そうだ。契約の必要と、多量のミストが引き換えになるが、あれらの力は君たちの役に立つかと思える』
「“魔人ベリアス”、“統制者ハシュマリム”、“憤怒の霊帝アドラメレク”…、ほほぅ、いろいろとおるのだな」
『契約(ライセンス)は、望むならばすべての異形者と結ぶことが可能だ。しかし、召喚された異形者は契約者の命にしか従わない』
「なんじゃ、それでは力の無い者に扱わせることができんではないか。魔石といい、これといい、手間のかかることだ………ふうむ、」
『……シド、君はそれを望むか?』
「こいつはどんな能力をもっとる?」
『水の属性を持ち、真実を見抜く目と守りの力を持つ。…おもしろい、それはよくよく学求の徒と縁がある』
「ほう、だがわしが気になるのは……まぁよい、試せばわかることよ。ヴェーネス、こやつはどこにおる?」
『案内しよう』
ギルウェガンのさらに西、切り立った山々を覆ってうっそうと生え茂る木々の間に、その滝は轟音と飛沫をたてて流れ落ちている。
蒼天から射し込む日差しが、虹の輪となって滝を覆う霧のヴェールを彩る。
シドは駆りなれた小型高速艇を、滝と岩肌の間へ巧みにすべり込ませた。
狭い洞窟の中は湿気と闇と滝の轟きに満たされている。何者が何のために作ったのか今となってはわからないが、粗末ながら洞窟の中には人の手で切り開かれた痕跡が残っている。
奥へ進むとすぐに行き止まりになっているが、そこには濃厚なミストが渦巻いている。
『…シド?』
「手出しは無用だぞ、あんたが契約しちゃ元も子もない。尻尾を巻いて逃げだす羽目になった時にだけ、手助けをしてくれればよい」
ドラクロアの地下倉庫から時間をかけて探し出した保管箱を手に、シドは平然とミストの唸りの中へ踏み込んでいく。
不規則に揺らめいていただけのミストが収縮すると、暗い“道”が姿を現わす。異界へ通ずる暗黒の通路から、古の昔に封じ込まれた異形者が這い出す。
ファムフリート、暗黒の雲は牢獄となった甲冑に閉じ込められ、わずかに開いた間隙から憎悪の視線をあふれ出させている。
軋みをあげて身を起こしたファムフリートはシドの背をはるかに凌駕し、背にした大きな水瓶を軽く振るだけで、人間(ヒュム)なぞ消し飛ばしてしまうだろう。
ファムフリートの甲冑は、金属でありながらぬめぬめと爬虫類のウロコを思わせる光をたたえているが、その光がゆっくりと浮き上がり、微細な水滴に変わると、見る見る数を増し、結合し、ざわめく水の奔流へと変わっていく。
おおおおおおお!
ファムフリートが呻き、身をふるわせる。
久方の現界に歓喜しつつ、召喚された怒りに吼え猛る、そして眼前に立つ元凶--浅ましき定命の身でありながら、神なる者を使役しようとする愚か者--へ、怒りの鉄槌をくだそうと、なみなみと水をたたえた瓶を振りかざす。
シドは…薄い笑いを浮かべたまま、手にした保管箱から奇妙な品を引きずり出した。
平たい刃は、ジャッジ・ベルガがあやつる剣に似ていなくも無いが、あのような優美な曲線は持たず、ただ真っ直ぐ寸胴にのびて、先端は丸く、あっけにとられるほどシンプルな形。
根元はずっしりと重い箱状で、側面と後方に太い握り手があり、シドは銃を扱うようにソレを身構えた。
白手袋に包まれた指が、握り手近くに突き出たレバーを押し込むと、先端の刃を取り巻く、さらに小さな刃の連なりが、薄い側面に沿って高速で移動を始める。
奇妙な武器。リーチは決して長くない。動力が重く、扱いも難しそうだ。しかし、それを目にしたファムフリートは、ジリ…と後ずさった。
異形者の反応を目にしたシドの笑みが大きくなる。
「ほほぅ、やはり“知って”おるか。では、“世界を滅ぼす天の水瓶”は貴様のことか」
肩を笑いの衝動に震わせながら、老齢にさしかかった一人の人間が踏み出す。巨大な異形者が後ずさる。
「面白い伝承よ! “かみ”を名のる強大な存在が、このたった一つの発明品によって打ち滅ぼされたという。さぁ、ファムフリートとやら。どうする? ひざまづくか? それとも歯向かい、今一度この切り裂く刃を身に受け止めるか?!」
ファムフリートが身をよじる。背を丸め、鎖で繋がれた水瓶をたぐりよせ、大きくふりかぶり怒りの波動と共に吼える。巨体を包んで渦巻く濁流と、水瓶からあふれ出る奔流が一塊になって人間へ襲い掛かる。
シドは歓喜の笑い声をあげて、高々と手にした異形の武器を--チェーンソーを--振りかざした。
はい。『魔界塔士Sa・Ga』ネタですねー。有名なアレです。
描写できませんでしたが、チェーンソーの刃の腹には朱文字で「神殺し」って入ってます(w
ドラクロア研究所の倉庫は魔窟です。
代々の研究員が集めてきた品に、シドが若い頃あっちこっちで拾ってきた得体の知れないブツがゴロゴロしているので、たまに“事故”が起こってても不思議じゃないだろうなぁ、って場所。
困ったときには漁りに行くといいかも。
上記イベントの後に、シドは無事にファムフリートのライセンスをGET。
人造召喚石(また勝手に命名)を作成するものの、やっぱり契約者しか使えないって判ったので量産は断念して、自分用に持っておいた、ってお話でした。
あ~、楽しかった。(何してんだ;)
PR
Post your Comment
カレンダー
カテゴリー
プロフィール
ブログ内検索
ブログパーツ