2009'02.11.Wed
以前にも似た話を書いたように思うんだけど、確認したくとも『サーバーが見つかりません』エラー頻発でどうしようもなし;
カブッてても気にしないでおくれ~。
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ヴェインって27歳なのに独身なんだよな~。
アーシェは17だか18だかで結婚してるのに(w
とはいえ、ジャッジマスターズも30超えてて独り身だらけみたいだし、アルケイディアではキャリア組(?)は三十路越えても未婚が普通なのかもな。
アメリカの大統領だと、良き家庭人であることが必須になっちゃってるように、アルケイディアの皇帝(候補)も嫁さんの一人や二人抱えてるべきなのか、それとも国のためにバリバリ仕事(戦争)をこなして、色恋そっちのけが好まれるのか?
アルケイディア国民の好みはどうであれ、ヴェインは結婚する気は微塵もなかったろうなァ。
もっと言えば、恋愛する気も無かったんじゃ。
なにせ、ラーサーに統治者の座を渡すことが目的だった(っぽい)から、うかつに後継者争いの種を残すわけにゃいかない。
結婚なんかしたら、子供が居ればその子が、いなけりゃ奥方が、政権争いに引っ張り出される。
面倒くさいイロイロを片っ端から処分してるのに、自ら火の粉を撒くわけにゃいかないもんなぁ。
ヴェインについては、物語を進めるための必要最低限のシーンしか用意されてないから(…まぁ、全員そうなんだけど)、思い込みの妄想にしか過ぎないんだけど、“誰一人愛せない冷血漢”では無いと思うんだよ~。
他者を排斥する“自己愛バリバリなナルシー”や“どうせ何もかも無意味だ”って厭世主義でもない。
ラーサーに対しての甘い態度や、たぶん周囲から良く思われてないシドとの関わりとか、ヴェーネスとの最後の会話など、狭いながらも友愛の気持ちは見せている。
恋愛経験だって、あっただろーなー。
あと、妙な話をしちゃえば、あんだけ“戦争の天才”だの言われてる美丈夫なんだから、部下だのなんだのから崇拝されててもおかしくないわけで…(略)
なんというか、兄二人を殺し、父王も死に追いやる道を選んだ自分への枷(かせ)に思えるんだよね。
たぶん、ヴェインは自分が最後に“悪人”として断罪されることを覚悟していて、己を戦争の権化とし、争いごとを起こす者を道連れに滅びることを選んだ……んだと考えている。
なんつーか、罪悪感の二乗だよねぇ。
“戦争を悪だと考えている”
“戦争に賛同するものを騙して死地へ導く”
“その過程で、巻き込まれた側にも多くの死者が出る”
戦争を望む側からも、嫌う側からも恨まれる道。
そんな自分を理解しない人物は、結果として部外者か敵になるし、
理解してくれる人物は、戦争を望まない=この先の世に必要な人物だから、けっして巻き込むことができない。遠ざけるしかない。
かなりジレンマ。
だから、ちょっと方向性は違ってたけれど、人間のための良き未来を望むがゆえに、ヴェインと同じ道を進もうとしていたシドが居たって言うのはありがたいことだよなぁ……しみじみと思うよ。
シドが居なかったら、ヴェインはたった一人で大戦への道を行き、“己の野望のために、敵も味方も関係なく多くの血を流した大罪人”としてラーサー派の誰かか、解放軍か、ジャッジマスターの誰かに討たれて終わったんだろうなぁ。
それが望みだったとしても、あんまりに悲しすぎだよなぁ……誰にも本心を理解されないままってぇのは。
だからバハムートの甲板上の、最後の戦い直前のヴェインは嬉しそうなんだろう。
成就が難しいと思えた願い“新たな歴史=和平への転換”は叶い、長かったイバラの道が終わった先には、己を理解してくれた友が待っている。
ああ…、そりゃ嬉しいよなぁぁ(涙
カブッてても気にしないでおくれ~。
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ヴェインって27歳なのに独身なんだよな~。
アーシェは17だか18だかで結婚してるのに(w
とはいえ、ジャッジマスターズも30超えてて独り身だらけみたいだし、アルケイディアではキャリア組(?)は三十路越えても未婚が普通なのかもな。
アメリカの大統領だと、良き家庭人であることが必須になっちゃってるように、アルケイディアの皇帝(候補)も嫁さんの一人や二人抱えてるべきなのか、それとも国のためにバリバリ仕事(戦争)をこなして、色恋そっちのけが好まれるのか?
アルケイディア国民の好みはどうであれ、ヴェインは結婚する気は微塵もなかったろうなァ。
もっと言えば、恋愛する気も無かったんじゃ。
なにせ、ラーサーに統治者の座を渡すことが目的だった(っぽい)から、うかつに後継者争いの種を残すわけにゃいかない。
結婚なんかしたら、子供が居ればその子が、いなけりゃ奥方が、政権争いに引っ張り出される。
面倒くさいイロイロを片っ端から処分してるのに、自ら火の粉を撒くわけにゃいかないもんなぁ。
ヴェインについては、物語を進めるための必要最低限のシーンしか用意されてないから(…まぁ、全員そうなんだけど)、思い込みの妄想にしか過ぎないんだけど、“誰一人愛せない冷血漢”では無いと思うんだよ~。
他者を排斥する“自己愛バリバリなナルシー”や“どうせ何もかも無意味だ”って厭世主義でもない。
ラーサーに対しての甘い態度や、たぶん周囲から良く思われてないシドとの関わりとか、ヴェーネスとの最後の会話など、狭いながらも友愛の気持ちは見せている。
恋愛経験だって、あっただろーなー。
あと、妙な話をしちゃえば、あんだけ“戦争の天才”だの言われてる美丈夫なんだから、部下だのなんだのから崇拝されててもおかしくないわけで…(略)
なんというか、兄二人を殺し、父王も死に追いやる道を選んだ自分への枷(かせ)に思えるんだよね。
たぶん、ヴェインは自分が最後に“悪人”として断罪されることを覚悟していて、己を戦争の権化とし、争いごとを起こす者を道連れに滅びることを選んだ……んだと考えている。
なんつーか、罪悪感の二乗だよねぇ。
“戦争を悪だと考えている”
“戦争に賛同するものを騙して死地へ導く”
“その過程で、巻き込まれた側にも多くの死者が出る”
戦争を望む側からも、嫌う側からも恨まれる道。
そんな自分を理解しない人物は、結果として部外者か敵になるし、
理解してくれる人物は、戦争を望まない=この先の世に必要な人物だから、けっして巻き込むことができない。遠ざけるしかない。
かなりジレンマ。
だから、ちょっと方向性は違ってたけれど、人間のための良き未来を望むがゆえに、ヴェインと同じ道を進もうとしていたシドが居たって言うのはありがたいことだよなぁ……しみじみと思うよ。
シドが居なかったら、ヴェインはたった一人で大戦への道を行き、“己の野望のために、敵も味方も関係なく多くの血を流した大罪人”としてラーサー派の誰かか、解放軍か、ジャッジマスターの誰かに討たれて終わったんだろうなぁ。
それが望みだったとしても、あんまりに悲しすぎだよなぁ……誰にも本心を理解されないままってぇのは。
だからバハムートの甲板上の、最後の戦い直前のヴェインは嬉しそうなんだろう。
成就が難しいと思えた願い“新たな歴史=和平への転換”は叶い、長かったイバラの道が終わった先には、己を理解してくれた友が待っている。
ああ…、そりゃ嬉しいよなぁぁ(涙
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