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「きおくのカケラ」分館 銭亀(ギルガメ)用

結局FF14は休止のまま。ヴェーネスに会いたいけど…

2024'05.06.Mon
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2011'06.17.Fri
Twitterでフォローしていた板鼻氏をうっかり外してしまい、あわてて再登録したつもりで出来てなかった罠 orz
なんか最近つぶやき来ないなぁ~なんて思ってたぞ;

 >>スクエニに聞く! 新感覚アプリ『Imaginary Range』の狙いと展望(前編) (iPadiphoneWire)
 >>スクエニに聞く! 新感覚アプリ『Imaginary Range』の狙いと展望(後編) (iPadiphoneWire)
こんな記事も発見。

丁度、このアプリについてグダッておきたかったので吐き出しておこう。
毎度の毒有りなので折りたたむよ。

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板鼻氏の絵でコミックスが読めたのは良い!
しかしそれ以外がダメすぎ。

インタビューの中で 「絵本アプリに触れているとミニゲームが入っているものがあって」 って一文があるんだけれど、まんまそのレベル。
堀り下がってないっす。全然。
お話の間をミニゲームで埋めるって【魔法の絵本】と同じパターンだけれど、ミニゲームの種類が少なくて内容が薄すぎるもンだからとてもゲーム会社が作ったアプリとは思えないレベル。
ミニゲームは複数あるんだけれど、クリア後にTOP画面から選べるようになる「ゲーム」は
 *画面外(360度全方位)からフラフラ入り込んでくるミサイルを敵の弱点へ誘導する
 *升目の隣接した4マス(正方形)が一緒に回転するパネルに乗ったチップを穴にはめ込む
 *迫り来る団子を串刺しする
この3種だけ。
で、私が繰り返し遊んでもいいかなーと思ったのは団子串刺しのみ。
2番目のパネルくるくるも人によってはハマれると思う。つか、この3つは後から繰り返し遊べるだけあってマシなんだけれど、ここに入らなかった
 *風景に隠れているアイテム探し
 *探してよ!
 *15ならべ
 *この場面にふさわしいアイテムは何?
 *モーグリシルエット探し
などが……ヤッツケ感満載。
モーグリシルエット探しはオマケ要素だから除外するとしても、残りは一応、シナリオに即して導入されているだけにダメさが際立つ悲しい結果に。
シナリオとリンクしてなけりゃ「こんなレベルなら入れないほうがマシ」ってズパッと切り捨てられるのになぁ;

 *アイテム探し*探してよ!
他のアプリゲームで配信されているような「アイテム探し」は、凝りに凝った背景にこれでもかと言わんばかりに巧みに隠された品々を目を皿のようにして探すゲーム。
たとえば【Treasure Seekers】とか【Alice in Wonderland】とか【Mishap】とか。
ところがこの【Imaginary Range】のアイテム探しは幼児向けの絵本レベル。
簡単すぎるので「タイムリミット+他の障害物で隠す」と言うダメな難易度のつけ方をしているっす。
だったら同じようなコミックス絵柄の【WondLa】みたいに「2枚の絵で違う箇所を探す」をやれば良かったのに。
(このWondLaは地味にオススメ。王道SFで人外キャラが良いし無料だし)
*探してよ!は小さなスコープ(窓)から、向こうに居る一人を探すミニゲーム。
単に時間稼ぎ…と言うか、ゲームって体をなすためだけに突っ込まれてる死にコンテンツとでも言いますか。
無くてもいいよなぁ。このゲーム?に持って行くための台詞回しも不自然で違和感ありまくりだし。

 *15ならべ
記憶を取り戻せ!みたいな前振りでワクワクしてたら、アホみたいに簡単な代物が出てきてズコーッとスッ転んだっけ。(15ならべって書いたけれど9マスだったはず)
これだったら落ち物パズルでもやらされた方がマシだった。
せめて、難易度が上がる妙なマークみたいなのをジグソーで作らせて「なんだこのマーク」で謎振りして話を進めるとか、キャラ絵にしてももっとドラマチックなのを入れとくとか……何かやりようはあったはずだよなぁぁぁ。
(時間が無かったとかは聞かない)

 *この場面にふさわしいアイテムは何?
これはシナリオの根幹に関わってくるネタだから無きゃ困る物なんだけれど、入手したアイテムについての情報が少なすぎるので選ぶのが「あてずっぽう」になってるのが痛い。
アイテム側の情報が見た目以外に無い(プレイヤーに判らない)ので、結局、直前の台詞で答えを言わせてるって……そういう方法じゃ謎解きの面白さも何も無いじゃないかと orz
さらに、違うアイテムを使っても話が進む(ちょっとした分岐。すぐに統合されていい)ならともかく…
プレイヤーに頭を使わせてくれよぅ。モロバレの答えに気がつくか、あてずっぽうしか無いってヒドすぎ。

シナリオも含めてプレイヤーを楽しませる気が無いとしか orz
細かいところを言えば、いつページをめくればいいのかわからない。ってのもある。
日本人は横文字コミックスに慣れてないので、どっちへスライドさせればいいのか困惑しやすいんだから、「もうめくっていいよ」って合図の矢印ぐらい出していいと思うんだよなぁ。

夢の中って設定なのに、夢世界ならではの意外性も大カラクリも無くて全然面白くない。
(純然たる夢ではなく、MATRIXに出てきた「平凡な現実」「仮想現実」みたいな世界だってコトなんだろうけれど)
イメージを具現化ってネタは面白いはずなのに、具現化した物のパンチが弱い。
スーパーガールとエッフェルミサイルぐらいしか引っ掛かりを感じなかったし、登場人物たちが読んでいた人気コミックスなんてネタを入れるなら、Tipsでそのコミックスの1話…はムリでも抜粋ぐらい収録して欲しい。

どうもこのシナリオ屋さん(小説家の人じゃなくて)とは反りが合わないから余計にだとは思うんだけれど、
戦闘機と戦車と言う「その世界の住人が乗っている物」を駒として扱っておきながら、恋人達が抱き合って死んでるからって悲劇と思えなんて都合が良すぎだろ?
伏線らしき物も設定も上っ面ばかりで掘り下げて練りこんでる形跡がないから、詳細がわかるほど矛盾が露呈してくる「いつもの」パターンだろうし orz
舞台がパリって必然性もまったく感じなかったしねぇ。大阪の通天閣でもいいんじゃね?(w
(そういえば、道頓堀で食い倒れ太郎と太陽の塔がバトるアマチュアアニメがあったようなw)

続編が出たとしても有料では無理だろうな~ってのが正直な感想。
iPhone/iPadのアプリは激戦区だぞ。
じっくり遊べる良作が115円なんて破格値で売られちゃってるんだから。
600円以上で売れるのは「長く遊べそうな作りこまれている作品」か、前評判が高いシリーズ物ぐらいしか無いし、残念ながら【Imaginary Range】はどっちにも当てはまってない。
個人的には板鼻氏が作画したコミックスをもっと読みたいとは思うけれど、それでも出せるのは300円台までだよ。

シナリオがちゃんとSFマインドを持った作家さん主導のまともな人間ドラマを見せてくれる作品ならともかく、悲劇悲劇と雰囲気ダケで流れちゃってるナンチャッテSFじゃな~;
なにしろイヴァリースの設定無視のFF12RWや、FFCCの世界観ブチ壊しの姫塔や、どう考えても人類滅亡ENDなFF13のシナリオライターだもんなぁぁぁぁ(後付け設定で「住人たちは助かった」とか言ってるらしいけど、その後付け設定がすでに基本設定と矛盾発生してるって状態) orz
解決しない謎を量産しながら、カッコイイ雰囲気だけでズルズル続くのはKHで十二分に懲りてるんで。
いくらシドが主人公でもついて行く気はねーです、ハイ。
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『5』以前のFFが好きな懐古老人。
ワンコ連れた愉快なオッチャンではなく、洞窟に引きこもりな亀ですのでお間違いなく。
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