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「きおくのカケラ」分館 銭亀(ギルガメ)用

結局FF14は休止のまま。ヴェーネスに会いたいけど…

2024'11.24.Sun
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2009'03.08.Sun
夏に向けて、仕込みモードに入りかかっておりまして(…スピードが無いんだから、もっとサクサク移行しなきゃいかんのだが;)『魔法の絵本2』について、ぼんやりとアレやコレやと考えております。
『魔法の絵本2』のパッケージ裏に書かれているキャッチコピーに「夢を失った瞬間--ファンタジーは嘘になる」ってのがあって、キャッチとしてはいい感じなんだけど、本編とは関係なかったよなぁ~と。
そういう話じゃなかった…よねぇ? 私がボケてるんだろうか??

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このキャッチコピーって“誰”をテーマにしてるんだろう?
夢を失う……だと3巻「空飛ぶ双子」っぽいし、4巻の大魔導士も「夢を知らない」キャラと言える……けど「ファンタジーは嘘になる」って言い回しは、“絵本の登場人物の視点じゃない”んだよな~。
絵本の登場人物にとって、ファンタジー世界は現実なんだから、彼らの視点から言えば「夢を失った瞬間--世界は意味を失う」でないとおかしい。
“ファンタジー”って表現をしているってことは、絵本の外にいる人物つまり“読み手”がいなきゃおかしい。
“読み手”が居てはじめて成立するキャッチコピーじゃなかろうか?
“プレイヤー視点”って捉え方もできるけれど、プレイヤーに対してもそういう訴えかけは無かったからなぁ~;
絵本の外の世界で、アルヴァニカの読者が登場して、持っていた絵本の中味が変わってしまったor消えてしまったことを嘆いている、なんて演出があればよかったんだけど、そうするとシロマの話と重なって面倒くさくなるか。
……っつーか、シドがちゃんと抵抗してりゃよかったんだよな。
時忘れといい、絵本2といい、重要な位置にいるクセして役立たずなんだよなぁ、この兄ちゃんはぁぁ!(怒

物語が消されようとしている 何度でも書き直そうとするシド あざ笑う魔女「命をけずってそんなコトをして何になるの?ほら、あんなにいたお客人は、もう誰もいないわ。造り出せなくなったあなたを……金もうけの役に立たなくなったあなたを見捨てたのよ」 「俺は俺の物語をよろこんでくれる子供たちのために書いている。たとえ、それが世界にたった一人の読者でしかなくてもな!」  「愚かな人。どうせ何年もたたないうちに、あなたの物語なんて忘れ去られる」  「そうかも知れない。それでも、俺の描いた絵や言葉は、必ず心の糧になる。きっと心を支え、励まし、勇気づける!」  「滑稽ね! それこそ夢物語だわ!!」
…とかなんとか、ガッツリと対決してくれりゃ良かったのに。
シド贔屓が故の文句だけど。

上記を含めてイロイロぼや~っと考えてるうちに連想したのが、昔々のタツノコプロのアニメ『ポールのミラクル大作戦』でしてね。
正直、内容はほとんど覚えてないっす;
ヌイグルミが変なハンマーで次元の扉みたいなのを開いて、その先にある幻想世界で冒険するって骨子だけは覚えてて、その扉の向こうの幻想世界が、古典児童文学系のワールドだったような覚えが…(超ウロ覚え)
主人公の目的は、行方不明になった幼馴染を探し出す&助け出すこと。
つまり
役立たずなんだったら、シドも絵本の中に取り込まれておけって。チョコボとシロマが探しに行くから。
って思ったのですよ。
モグと同じように、シドも絵本の中に投影キャラがいるんだけど、モグほどわかりやすくない。
ただ、物語を進めていけば、そのキャラも本来の行動理念を取り戻すし、それはイコール“シドが物語に込めた思い”と“その思いを作品に込めたいと考えたきっかけになる出来事(信念)”につながるんじゃないかと。
シドの信念が見えれば、魔女との対立が明確になるんじゃないかと思うんっすよ。

『絵本2』の“魔女”は、生まれの経緯から「可哀想なキャラだ」とは思うんだけど、どうも一つパンチ力が乏しかった気がしてならんのですよ。
行動の理由が「嫌い。だから消す」にしか見えなかったんだけど、私の読み取り能力が低すぎるんだろうか;
最後も戦ってやっつけておしまいだったし。てっきり再統合があるもんだと……
スタッフロールのミニゲームでフォローしてるけど、あくまでもオマケだからなー。
個人的に、魔女に関してはこんな感じ↓の終わり方がよかった…と妄想。

「……このくじけぬ思い、これがおまえの力なのか…チョコボよ。
わたしには判らない。
なぜ、戦いに倒れ、すべての力を使い果たしたはずの
おまえが立ち上がれるのか。
どこからその思いがやってくるのか、わたしには判らない。
だから…いましばらく、私は彷徨おう。
空白の世界につむがれる、心の物語の中を」
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自己紹介:
『5』以前のFFが好きな懐古老人。
ワンコ連れた愉快なオッチャンではなく、洞窟に引きこもりな亀ですのでお間違いなく。
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