先日の続き。
ちょっとドレイスさんについて書き足りてない気がしたので、グダグダと~~。
ジャッジにも、各都市の兵士にも、女性が見当たらないFF12の世界。
(ヒュム限定。ヴィエラの戦士はたくさんいるし、バンガやシークにも女性戦士がいる様子。モーグリは謎)
そんな中、ただ一人ヒュムの女性戦士なドレイスさん。
アルケイディアの街を見ていると、女性はいかにも“女らしい”服装をしていて、現実世界で見られるような“フェミニンだが企業戦士”や“ボーイッシュ”は見当たらない。
(ズボンを履いた女性って、服装が統一されてるドラクロア職員ぐらいか?)
まぁ、パッと見ただけで性別が見分けられるように、とか、キャラパターンの節約とか、製作上での理由はいくつか思いつくけど、あくまでも「そういう人々がいる世界」と考えてみると、アルケイディアでは女性は女性らしくしとやかであることが美徳とされているんじゃないかと思える。
よくある「女だてらに剣を持つなぞハシタナイ」って世界。
ゲームやライトノベルだと大剣やハンマーを振り回す女剣士や、大口径を二丁拳銃で連射しまくる華奢な女の子なんつーのがゴロゴロしていて麻痺しがちなんだけど、イヴァリースはソッチ方面からは遠い正統派西洋中世ファンタジーなので、女性はどうしても男性より体格も筋力も“弱い”。
(…あくまでも“基礎設定”っす。ミストナックとか言い出したら収拾つかないし)
おそらく名門の出であるドレイス嬢が、33歳って年齢でフルプレートを身にまとい二刀を掲げて殺伐とした職場にいるのか?
1) 代々ジャッジマスターの家で、ただ一人の跡取りだったから。
→ 一番、ありがちだけど納得しやすい設定。
でも、普通だったら“ジャッジマスターの旦那を婿取り”するんじゃないかな?
そうそう適齢期で婿入りOKなジャッジマスターは居ないか;
それでも周囲は「息子の代に託せばいい」と引き止めそうだ。ジャッジマスターは危険な職だから、下手すれば跡取りできないまま殉職して家が断絶しかねない;
これまた定番の“女だからコンプレックス”のせいで意固地になったとか?
2) ジャッジマスターになることで名誉を得ようとしていた。
→ 没落貴族の這い上がりパターン。
この場合なら必ず出てくる“焦り”が微塵もないから違うだろうなぁ;
3) ジャッジマスターになることで成し遂げたい事があった。
→ 名誉ではなく、信念や信義のためにジャッジマスターを目指したってパターン。
その場合、1)よりも激しい“周囲からの引き止め”があったと想像できるんだけど、それを振り切ってでもジャッジマスターになっちゃったんだから、よほどの事だったのか。
昨日のネタとからめると、“ソリドールの子息に仕える”ため、となる。
ここでハッキリしておきたいのは、コレは決して“恋愛感情じゃない”っす。
…なんでもかんでも愛だの恋だのにしちまうのはカンベン。
人柄や生き様に惚れて、一生を捧げてもいい、ひれ伏してでも仕えたいと願う感情に、色や恋や性別は関係ないのになぁ……コレを理解できないのかと不安になるような人が増えてきたと思うっす orz
話がズレた; 戻して、
この場合、たぶんドレイスさんもアチコチから色恋に迷ったとか言われただろうなぁ。
で、思いっきりブチ切れて、女らしくない(色恋などの甘い気持ちではないと証明するために)ジャッジマスターって職まで登りつめたとか?
でも、いざジャッジマスターになった頃には、目標だった相手(ヴェインの兄)は死んでるんだよな;
彼が死んだ所で断念しちゃっても良かっただろうに、負けず嫌いだから…か?
それとも真相を暴くために、何が何でもジャッジマスターになってやる!だったのかも。
そうなると、ヴェインの事は「大嫌い」だろうな~。
真面目な人だから平素は淡々と対しているだろうけれど、何か起こると「きっとヴェインが…」と悪いほうへ捉えがち?
その反面? それだからこそ? ラーサーに対して“この方だけは何があっても護る”って気持ちが沸いているとか?
ダラダラ書いたけど、ゲームに登場した以外にもジャッジマスターは複数いるので、女性ジャッジも何人か居るかも知れないんだよな~。
ただ、名誉職なのでお飾りな人でもOKって柔な仕事じゃなく、殉職率の高いハードな仕事だから、よほどの人じゃないと目指さない&なれない役職だからね。
ドレイスにとっての“法(ロウ)”は何だったんだろう?
ホントに FF12 は語られていない部分が多すぎるよ。