某動画サイトでイベントムービーを見てから8ヶ月ほど。自力クリアからは6ヶ月経ってしまったワケですが、ようやっと……ホントーにようやく! ヴェイン兄上の行動理念を探り当てた……と思うっす。
やっと、ゲーム中に見られる兄上の行動すべてに適合する解が出てきた……んじゃないかと。
あ"~…、ここでキッパリ言い切れたら気分がいいんだけど、これまでにもいくつも駄文で書き連ねておいて、すぐに卓袱台ひっくり返してきたからなぁ orz
でも、たぶん……今度こそ、近いんじゃないかと!
------------------------------------------------------------------------
以下は、亀の完全妄想っす。
ゲーム内で提示される&アルティマニアオメガに載っている情報しか持ってませんし、松野氏シナリオの読み込みも浅すぎる新参者。
だから、しっかり理解してる方からしたら失笑物かも知れません。
「ヘンだ」って部分は、コメントなり右下のフォームなりでお知らせいただけると嬉しいデス。
<結論>
『戦争国家』になってしまったアルケイディアを、「戦争と言う呪縛」から解放しようとしていた。
<理由>
アルケイディアは技術国家として、戦争が無くとも十分に発展して行ける国力を得ている。
戦争は上層部の一部の保身のためだけに推し進められており、「国の繁栄のため」との大義名分からも乖離していた。
肥大し続ける国土と広がり続ける前線は離反や内乱の危険性をはらみ、このままでは瓦解してしまうのは時間の問題であり、そうなればアルケイディア本国、帝都アルケイディスも無傷ではすまない。
事実、ゆがみの一端である元老院との抗争により、長男と次男を殺害するしかなかった父王は、己を喰らい尽くそうとする政敵との果てしない戦いに疲弊し、力を失いつつあった。
己もまた、戦争を続けるための機構の一つに組み込まれ、有能な殺戮者となることを求められたヴェインは、その目に見えない恐ろしい圧力が、この先も続き、やがてアルケイディスを滅ぼすだろうと予期すると、その呪縛からアルケイディアを解き放つ方法を探した。
<呪縛を打ち破る方法>
国力を疲弊させるほどの巨大戦力を持って“敗戦”すること。
それも、アルケイディアから遠く離れていながら、圧倒的優位を見せておきつつ破れ、その後に“平和的対話を推し進める有能な指導者”が控えていなくてはならない。
“対話論者”へ指導権がうつる時点で、アルケイディアからは好戦的な軍関係者、保身のためならば何をしでかすか判らない元老院などを排除する必要がある。
これらは国内の混乱をまねき、敵対国につけいられる隙を作り出してしまうため、短期間にすみやかに執り行う必要があった。
そのため、ヴェインは“有能な司令官”になり、圧倒的な権力を振るうことができる官職“独裁官”を目指した。
それと同時に、弟ラーサーには政治の暗部や矛盾点を隠すことなく見せ、彼なりの方法で正しい道を見つけ出すよう導いた。
<その他、押さえておきたい点>
ラーサーが“白き手の王”としての素質と資質に恵まれていたこと。
常勝の司令官になるため、大きな手助けとなった機工師シドとの邂逅。
この2つは、ヴェインにとって大きな幸運だった。
ジャッジマスターの中で、ヴェインの本来の目的に相応しい人物はザルガバースしかおらず、ガブラスはラーサーの学習のために有用な人材にすぎなかった?
争いに溺れ、憎しみに引きずられ、大局を見ることができずに滅びる哀れさを知らしめたかったのか?
その中には己自身も含まれているのだが……。
<シドとの“協力”>
シドの目的は、オキューリアが現世?へ介入するための足がかりだった“天陽の繭”の完全破壊。
(オキューリアは“破魔石”のある場所にしか出現できない)
個人では3つの“神授の破魔石”にすら近づくことができなかったため、ヴェインの力は必須と言ってもよかった。
(ファムランが居た場合でも、軍の後押しはするつもりだったのでは?)
ヴェインの目的とは、まったく方向が異なっているが、互いの才能と力が必要であり、共に“呪縛からの解放”を求める同志であった。
己たちが望む目的が、誰にも理解されず、打ち明けることさえ出来なかった点でも、同じ境遇の友であった。
<涙>
シドの死は、大願を成就させた証であり、次に願いを成就させるだろう己もまた、同じ道を歩む。
だから、嘆く必要は無かった。 ただ、前へ進めばよかったのだ。