2009'03.25.Wed
またしてもしつこく、シドとヴェインが出合って、年齢差を越えた気の置けない友人になるあたりをボヤーッと考えとるんですがね、やっぱり最初の頃のヴェインは打算が強かっただろうなぁ。
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アルケイディアは軍事国家で、軍部の人材や予算は豊富なだけに、そこに“兵器開発”が加わると鬼に金棒ってヤツ。
シドは腐ってもエトーリア。飛空艇ヲタクで鬼才。制空権を握りたい軍部にとっちゃ、喉から手が出るほど欲しい人材。
でも変人で偏屈。
おそらくグラミス皇帝の頃から、なんども「地位も資金も環境も用意するよ~」とスカウトされちゃぁ「断る」と蹴りたおしてたんじゃなかろうかと。
そんなツレナイ親父が、何をトチ狂ったのかいきなり「兵器開発に協力するから、代わりにちょっと手に入れて欲しい物がある」なんて擦り寄ってきたんだから、ヴェインとしちゃぁ逃がすワケにいかない。
欲しがってるものが手に入るかどうかは置いておいて、まずは「判った。だからコッチで働いて」と抱え込み。
ひたすら甘い顔をして、適当にいなしつつ、バリバリと働いてもらって才能を抽出しちゃえば勝ち。
……そんな考えだったんじゃ?
だって、研究所に詰めてる学者一人が、得られる前線に関する情報なんてたかが知れてるから、欲しがってるものがなかなか手に入らなくても、のらりくらりと言い逃れて、ついでに「そのためにも、もっと兵器を!」とけしかけりゃいい。
ヴェインにはそんな感じで良い様にあしらってる相手なんてゴロゴロしてると思うんだよな。
……どこで間違ったんだよ、兄上?(w
1) 強烈な父性にアテられた
コレはファンフィクションで王道になってるパターン。ウチもそうだし。
とても良好とは言えない親子関係しか築けなかったヴェインにとって、上流貴族の範疇からもはみ出してる子煩悩パパなシドは、あまりにも異質すぎて免疫がないままズルズルはまり込んだって流れ。
ただ、本編にはシドが子煩悩とか甘いパパだったとかってぇのは一切なくて、唯一、エンディングの1枚絵があるだけ。
シドとヴェインの会話シーンも、ざっくばらんだけど甘さは無い。(逆に、妙に立ち位置の距離が開いていたりする)
本編の情報だけで組み立てるとなると、コレは異端なんだよなぁ;
2) オキューリアによる支配(破魔石の脅威)からの脱却に共感した
イヴァリースの歴史を、破魔石と言う破壊力でコントロールしている“神”に脅威を感じて、人類の自由のために行動する。…って、シドの行動理念そのものに賛同したってパターン。
……これもまた、本編のヴェインの言動からは、あんまり感じ取れないんだよな~。
「人間の歴史のために」と言ってるのはシドで、ヴェインは「アルケイディアとソリドールのために」としか言ってない。
それどころか「歴史をとりもどし、君(ヴェイン)が導け」と言われたのに「私は自分(罪人)に相応しい場所へ行く」ってなセリフを返しちゃってるし orz
このセリフとは別に、もっとポジティブな発言があればよかったんだけど、無いんだよなぁ;
シドが死んだ後は、なんか適当感すら漂ってるし……。
3) ごくごく普通に、付きあってみたら良い人だったので友達になった
……これなのか?
シドは博学で話題が多い上、ヴェインと同じ論理思考なのでウマが合ったとか?
シドは良くも悪くも遠慮が無い人だと思うので、いろいろとズケズケ言ってのけるけれど、間違いは認めて折れる柔軟性は持ってるんじゃないかな。(折れるまでの紆余曲折はともかく)
言い出したら折れるどころか方向転換すら難しい軍人や政治家ばかりと、付きあってきたヴェインには新鮮だったかも。
面白い人物だ → 友と呼んでもいい存在? → 友の願いなら叶えたい
ってな、ゆるやかな親しさの深まりか?
一番自然ではあるんだけど、コレはコレで、バハムート戦いでの「シドが待っている」前後の、チト行き過ぎてる言動にはつながりにくかったり……。
そもそも、本編中盤での“立ち位置の間が開いてる微妙な友人関係”と、終盤の“友の理想のためなら命もいらない、ってか、シドが居ないんじゃもういいや”とも取れる言動との差が……。
居なくなってから気がついたのか?
それにしたって、ヴェインってキャラの真面目さから考えると、理想達成のために、もうちょっと頑張ってもおかしくないよなぁ…………(本当は2部作だったのをぶった切ったんじゃないか?とか、最後まで作る時間がなかったのでやむなくヤッツケ、とか言わない)
3)を丹念に追いかけると面白いだろうけれど、ファンフィクション的“萌え”には欠けるよなぁ。
1)最強。
一緒に外出する約束をしていたけれど、ヴェインはまだデスクワークが片付いていないので、室内にシドを待たせて作業をしている。なんてシチュエーションだと……、
ふと気がつくとシドが実に嬉しそうにニコニコしながらヴェインをながめている。ヴェインは何事かあったのかといぶかしむけれど、シドは純粋にヴェインが熱心に仕事をしている姿が誇らしいのだと言ってのける。
友人とは言え、ただ単に事務作業をしている姿を誇らしいと言い、満面の笑みを浮かべている状況に違和感を覚えると素直に口にするヴェイン。
あんたもラーサー殿が熱心に勉学に励む姿をみたら、同じように微笑んだりするじゃろう?と言われ、納得するが、それは、シドがヴェインに向ける感情が、ヴェインがラーサーに向ける感情に近いと言うことなのか?と気づく。
ちなみに、シドが作業しててヴェインが待つ場合は、ヴェインは自分も作業を持ち込んだり、本(報告書?)を読み始めたり。
シドの作業を眺めている場合でも、好奇心や興味が勝ってしまい、横顔を眺めてニヤニヤとまでは行かないか~。
まぁ、あくまでもウチのパパシドと兄上の場合っすが。
つーか、ウチのパパシドはヒマになってくると、物理的にちょっかいを出すか、寝てしまうからなぁ(w
ちょっかい出しはファムランにもやらかしてて、激しく怒られてたにもかかわらず直ってない悪癖(?)。
さすがに息子にやってたような、猫のように目の前へちょっかい出し、や、肩口にべったりのしかかり~はしないだろう。……たぶん;
アルケイディアは軍事国家で、軍部の人材や予算は豊富なだけに、そこに“兵器開発”が加わると鬼に金棒ってヤツ。
シドは腐ってもエトーリア。飛空艇ヲタクで鬼才。制空権を握りたい軍部にとっちゃ、喉から手が出るほど欲しい人材。
でも変人で偏屈。
おそらくグラミス皇帝の頃から、なんども「地位も資金も環境も用意するよ~」とスカウトされちゃぁ「断る」と蹴りたおしてたんじゃなかろうかと。
そんなツレナイ親父が、何をトチ狂ったのかいきなり「兵器開発に協力するから、代わりにちょっと手に入れて欲しい物がある」なんて擦り寄ってきたんだから、ヴェインとしちゃぁ逃がすワケにいかない。
欲しがってるものが手に入るかどうかは置いておいて、まずは「判った。だからコッチで働いて」と抱え込み。
ひたすら甘い顔をして、適当にいなしつつ、バリバリと働いてもらって才能を抽出しちゃえば勝ち。
……そんな考えだったんじゃ?
だって、研究所に詰めてる学者一人が、得られる前線に関する情報なんてたかが知れてるから、欲しがってるものがなかなか手に入らなくても、のらりくらりと言い逃れて、ついでに「そのためにも、もっと兵器を!」とけしかけりゃいい。
ヴェインにはそんな感じで良い様にあしらってる相手なんてゴロゴロしてると思うんだよな。
……どこで間違ったんだよ、兄上?(w
1) 強烈な父性にアテられた
コレはファンフィクションで王道になってるパターン。ウチもそうだし。
とても良好とは言えない親子関係しか築けなかったヴェインにとって、上流貴族の範疇からもはみ出してる子煩悩パパなシドは、あまりにも異質すぎて免疫がないままズルズルはまり込んだって流れ。
ただ、本編にはシドが子煩悩とか甘いパパだったとかってぇのは一切なくて、唯一、エンディングの1枚絵があるだけ。
シドとヴェインの会話シーンも、ざっくばらんだけど甘さは無い。(逆に、妙に立ち位置の距離が開いていたりする)
本編の情報だけで組み立てるとなると、コレは異端なんだよなぁ;
2) オキューリアによる支配(破魔石の脅威)からの脱却に共感した
イヴァリースの歴史を、破魔石と言う破壊力でコントロールしている“神”に脅威を感じて、人類の自由のために行動する。…って、シドの行動理念そのものに賛同したってパターン。
……これもまた、本編のヴェインの言動からは、あんまり感じ取れないんだよな~。
「人間の歴史のために」と言ってるのはシドで、ヴェインは「アルケイディアとソリドールのために」としか言ってない。
それどころか「歴史をとりもどし、君(ヴェイン)が導け」と言われたのに「私は自分(罪人)に相応しい場所へ行く」ってなセリフを返しちゃってるし orz
このセリフとは別に、もっとポジティブな発言があればよかったんだけど、無いんだよなぁ;
シドが死んだ後は、なんか適当感すら漂ってるし……。
3) ごくごく普通に、付きあってみたら良い人だったので友達になった
……これなのか?
シドは博学で話題が多い上、ヴェインと同じ論理思考なのでウマが合ったとか?
シドは良くも悪くも遠慮が無い人だと思うので、いろいろとズケズケ言ってのけるけれど、間違いは認めて折れる柔軟性は持ってるんじゃないかな。(折れるまでの紆余曲折はともかく)
言い出したら折れるどころか方向転換すら難しい軍人や政治家ばかりと、付きあってきたヴェインには新鮮だったかも。
面白い人物だ → 友と呼んでもいい存在? → 友の願いなら叶えたい
ってな、ゆるやかな親しさの深まりか?
一番自然ではあるんだけど、コレはコレで、バハムート戦いでの「シドが待っている」前後の、チト行き過ぎてる言動にはつながりにくかったり……。
そもそも、本編中盤での“立ち位置の間が開いてる微妙な友人関係”と、終盤の“友の理想のためなら命もいらない、ってか、シドが居ないんじゃもういいや”とも取れる言動との差が……。
居なくなってから気がついたのか?
それにしたって、ヴェインってキャラの真面目さから考えると、理想達成のために、もうちょっと頑張ってもおかしくないよなぁ…………(本当は2部作だったのをぶった切ったんじゃないか?とか、最後まで作る時間がなかったのでやむなくヤッツケ、とか言わない)
3)を丹念に追いかけると面白いだろうけれど、ファンフィクション的“萌え”には欠けるよなぁ。
1)最強。
一緒に外出する約束をしていたけれど、ヴェインはまだデスクワークが片付いていないので、室内にシドを待たせて作業をしている。なんてシチュエーションだと……、
ふと気がつくとシドが実に嬉しそうにニコニコしながらヴェインをながめている。ヴェインは何事かあったのかといぶかしむけれど、シドは純粋にヴェインが熱心に仕事をしている姿が誇らしいのだと言ってのける。
友人とは言え、ただ単に事務作業をしている姿を誇らしいと言い、満面の笑みを浮かべている状況に違和感を覚えると素直に口にするヴェイン。
あんたもラーサー殿が熱心に勉学に励む姿をみたら、同じように微笑んだりするじゃろう?と言われ、納得するが、それは、シドがヴェインに向ける感情が、ヴェインがラーサーに向ける感情に近いと言うことなのか?と気づく。
ちなみに、シドが作業しててヴェインが待つ場合は、ヴェインは自分も作業を持ち込んだり、本(報告書?)を読み始めたり。
シドの作業を眺めている場合でも、好奇心や興味が勝ってしまい、横顔を眺めてニヤニヤとまでは行かないか~。
まぁ、あくまでもウチのパパシドと兄上の場合っすが。
つーか、ウチのパパシドはヒマになってくると、物理的にちょっかいを出すか、寝てしまうからなぁ(w
ちょっかい出しはファムランにもやらかしてて、激しく怒られてたにもかかわらず直ってない悪癖(?)。
さすがに息子にやってたような、猫のように目の前へちょっかい出し、や、肩口にべったりのしかかり~はしないだろう。……たぶん;
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